『あ』 ~『ひらがな』を書こう~ | 高貴な文字のブログ

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日本語は母音主体の温かい言語で、
世界広しと言えども現在2言語しか無いほど、
日本語は神秘的で大きな力で守られた言葉です。
いにしえの人達は、大いなる力に守られつつ、
もてる美的、芸術的センスを最大限に発揮して
日本語を作り上げました。

以前の記事に修正を加えました。


毎日使っている『ひらがな』… ひとつひとつには意味が無いから、立ち止まって、わざわざその語源を考えることも無いですよねぇ…あせるあせる

遠く私たちのご先祖さまが、うん百年の歳月を掛けて…
独自の言葉を作り上げてきた日本語。

その中で「ひらがな」に焦点を当ててみてみましょう。

最初は『あ』… 詳しくはこちら

日本語は美しいと感じている方は多いのではないかと思います。
理由はいくつかあります。
1 生まれてからの最初の数年間を、
  お母さんやお父さんのネイティブ日本語を、
  彼らの日本語を発声するときの
  「表情を見」、「音を聞いて」育った人たちにとっての日本語だからです。
  育ての親御さんの発声や表情に温かみがあればあるほど、
  美しいと感じると思います。
2 母音主体の言葉だからです。
  母音主体の言葉は最初から相手を仲間にしてしまいます。
  子音は動物でも威嚇するときに「シャー」という音を出すように、
  自分と相手の間に隔たりをもちます。
3 全世界に、母音主体の言語はいくつあるでしょうか?
  たったの2つです。
  日本語とポリネシア言語の一部
  ビックリですよね。
  全世界には数千種類の方言を含む言語があるとされています。
4 仏教の温かい影響を受けています。
  「あ」から「ん」はサンスクリット語の「宇宙の始まり」から「宇宙の終焉」、
  お寺の仁王様の「阿形像と吽形像」や狛犬さんにも表れているように、
  「ひらがな」五十音は整然と並べられています。
  「あ」から「ん」まで唱えるだけで清められるのではないかと思われるほど神秘に満ちています。
  日本のお釈迦様と言われる空海さんが日本語の発展に多大な貢献をしたのも、 
  何かの縁だと思います。
5 「ひらがな」は漢字の「草書」から出来ています。
  決して、「楷書」や「行書」からではありません。
  「草書」、「楷書」、「行書」は独立した経緯を持って独自の書式を確立しました。
  「ひらがな」が出来上がる時期の日本に入って来たのは、
  その中の「草書」でした。(「楷書」や「行書」はもっと後になってからです)
  日本語の中に「ひらがな」が出来上がる環境はこの時しかないと言われる絶妙なタイミングで「草書」が入ってきています。
  選ばれし、祝福された言語であると感じずにはおられません。


「ひらがな」をご覧になるには…こちら から「ひらがな」を選んでください。



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