いつもお世話になっているグリーンコープ生協ふくおかのKさんから

ご案内いただきました。7月14日間もなくのイベントです。


転載します。


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つくろう!「抱樸館北九州」講演会&シンポジウム
絆を問う-3・11以降を生きる私たち-


3・11以降、私たちは多くの『絆』に囲まれている。
しかし、その『絆』が本当に人を生かすことになるのか。
長年、ホームレス支援を行い、人との出会いを大切にしてきた活動から、もう一度絆を問う。

茂木健一郎氏(脳科学者)と三宅民夫氏(NHKアナウンサー)をそれぞれ講師にお招きし、
絆に関わる講演と、あわせて当機構理事長、奥田知志が加わってのシンポジウムを開催します。


■日時  2012年7月14日(土)14時~17時

■会場  八幡市民会館
       北九州市八幡東区尾倉2丁目6-5
       ・タクシー 八幡駅から約3分、黒崎駅から約15分
       ・徒歩 八幡駅から約7分
       ・駐車場スペース 110台(できるだけ公共交通機関をご利用下さい。)

■シンポジウム協力金 1,000円(中学生以下は不要です)
※入場料ではありませんが、参加される方に開催協力金として1,000円の
 ご負担をお願いしております。

お問い合せ・御予約
TEL/FAX.093-571-1009
ettou@f8.dion.ne.jp (支援機構総務)
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北九州ホームレス支援機構理事長 奥田智志さんのブログより一部抜粋↓

「支援も大事、でも出会いはもっと大事」
瓦礫が撤去された現在の被災地は、雪に覆われ美しくも荒涼とした空間が広がっている。多くの支援団体が一年を待たず撤退していった。先日現地で開催されたセミナーで支援団体の代表が地元の人々にこう語ったという。「私達は、緊急援助のためにやってきました。地元の皆さんには一日も早く自立していただけるように私たちは支援します。そして、私達が早々に撤退できることを願っています」。
でも、そうだろうか。そんなものか。
 この一年、震災や原発事故、いわば苦難を機に多くの人々と出会ってきた。期せずして・・・それが本当のところだ。現地の苦しみはなお深い。しかし、人は苦難の中でさえ出会うのだ。それが生きることだと思う。期せずして起こった出会いだが、それが新しい社会を創造する契機となると信じている。
  蛤浜の亀山さんとは「お互いのお葬式には出ましょう」などと言っている。一時の支援も大事。地元の方々が自立されることも当然大事。しかし、出会いは、もっと大事。「早々の撤退」はないなあ。一緒に生きていく。そんな出会いが支援の根底にあることが肝心なのではないか。
 「見よ、わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいるのである」(マタイ二十八章)。イエス・キリストは救い主。人類救済がいわば「仕事」だった。しかし、イエスがキリスト(救い主)である真骨頂は、共にいる(インマヌエル=神我らと共にいます)ことにある。共にいてくれる存在、それこどが「何をしたか、しなかったか」ということを凌駕するのだ。
支援も大事だが、そこで出会い、共に生きることはもっと大事だ。

☆支援カンパ、受けつけてます!

最新情報はこちらのHP↓をご覧下さい。
http://www.h3.dion.ne.jp/~ettou/npo/top.htm