7月6日、マニラで、子どもエンパワメント事業の参加型評価が始まりました。

評価設計、情報収集、評価のプロセスを関係者が参加して行う参加型評価。


2009年に田中先生に来ていただいて教わった評価プロセスを振り返りながら、

今回は自分たちでやっていきます。

今回の評価は、5か年事業の内の1年半が終了した時点で行う、中間評価。

これまでの活動の成果を振り返り、活動に評価を下し、残り3年半の活動に活かします。


初日の6日は対象となる事業の内容、なぜその事業を実施するのか、どんな

関係者がいるのか、そしてなぜ評価を行うかについて、スタッフ全員で考えました。


関係者分析では、この事業に関わる全ての人を洗い出しました。

受益者から、協力団体、支援者まで一枚の紙では足りず、どんどん出てきます。

個人から団体まで多くの人や団体が関わっていること、そして

2009年の評価のときより明らかにネットワークが広がっているのが

目に見えて分かったようでした。


はるまち通信

午後は、いよいよ評価設問作り。

評価は、有効性、妥当性、効率性、継続性の面から行います。


自分たちがやってきた事業について、判断を下すために

何を問えばいいのかを自分で考えます。


始めは一人一人でじっくり考え、

次にみんなの考えを持ち寄ります。


ポストイットはこんな時とても便利。

書いて、貼って、相談して、

また書いて、貼って、相談して

あーでもないこーでもないと思考と議論が

皆の間で繰り返されていきます。



はるまち通信


全部を並べてみると・・・全部で39個もの設問になってしまいました。

39はさすがに多いので、優先度の高いものを、相談して10に

絞っていきました。


夢中で設問を書き込むジャネ。

考えるのに集中しすぎて姿勢が。。。



はるまち通信


この日は10の設問まで絞り込みました。

これらはスタッフからの質問。今後これに、受益者、支援者の視点の

設問を加えていきます。