ミカンの正しい食べ方講座、というほどのものではありませんが | お酒、グルメ、ときどき健康と雑学

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NHKの「チコちゃんに叱られる!」で、
こたつに入るとなぜ眠くなるのかが取り上げられていましたが、
こたつは意外と外人に人気のようです。
 
NHKBSの「クールジャパン」という番組で、
日本在住の外国人たちを東北の民家に連れて行ったことがあるんですが、
初めてこたつにはいって、感激してました。
 
部屋全体を温めるというのが欧州人の発想らしく、
こたつという狭い空間だけで暖を取るというエコな発想は、おどろきだったようです。
 
日本でも床暖房が普及してきているようですから、
こたつもいずれ過去の遺物になってしまうのかもしれません。

家族全員でこたつに入るという独特の近親感は、なくしてしまうには惜しいような気がするのですが…
 
ところで、こたつといえばミカン。
こたつにミカンというと、なんとも昭和的風情がたまらないのですが、
食べるとき、ほとんどの人が白い筋みたいなのを丁寧にとっちゃいます。

実にもったいない話なんだそうです。
 
ミカンはビタミンCが多く含まれていますが、
ビタミンCの体内吸収率を上げるビタミンPというのがあって、
白い筋にはこのビタミンPが、実の300倍も含まれているのだそうです。
しかもコレステロール値を下げるといわれているペクチンは、実の4倍。
 
白い筋を取って捨てるのはいいですが、
同時に多くのビタミン類も捨てていることになるわけです。
 
ちなみに、皮にも実の300倍ものペクチンがあるのだそうですが、
はっきり言って、うまくないです。
乾燥させて食ってもみたんですが、イマイチ以下でした。
 
最後に、こたつに関する川柳を一つ。
「勘違い、こたつで母の手を握り」