シンセキ村クリスマス会@福島県相馬市 大野台仮設住宅地 | ラジオバトンプロジェクト

シンセキ村クリスマス会@福島県相馬市 大野台仮設住宅地



2013年12月24日(火)福島県相馬市大野台の仮設住宅で、
今年も恒例の、クリスマスイベントを開催してきました!
今年は、「ラジオバトン・プロジェクト」から、
「シンセキ村」名義に変更です!




早朝からいつものゆかいな仲間たちがシンセキ村に集合して、
荷物をバスに積み込みます!




さあ到着したらすぐに準備開始!
中島くんと、トナカイ?






クリスマスと言えば!チキン!
おなじみシンセキ村酋長の太田さん特製の
ダッチオーブンで作るローストチキン!
これが旨いんだよね~!





シンセキ村のスター!星さんのお手伝いのもと、
「もちつき大会!」





もち米も、子どもたちが一生懸命に焚いてくれてました!





今年も大好評!頼れる男!大工のカズくんが
外で、冷たい水にもかかわらず、
皆さんの包丁を心を込めて一本、一本
休みなく研いでくれました!




集会場の中では、こちらも恒例の
クリスマス・ケーキ作りの準備が整いました!




子どもたちのケーキ作りは無心です!




無心と言えばこの人も!
シンセキ村ではおなじみ!
”日光軒”提供のおいしいから揚げを、
無心に揚げている、子どもたちに大人気の
コアラくんサンタ!





ケーキができたぞ~!




ローストチキンもできたぞ~!









おもちもできたぞ~!ヤッホー!




最後には、やはり長靴!




カウンセラーのリーちゃん(左)と一緒なのが、
震災当時、この人との出会いが全てでした!
”清水の次郎長”と僕たちは呼んでいます!(笑)
その可愛い娘さん、本当に子供の成長は早い!
まさに僕たちは、We are シンセキ~!
です!





謎のトナカイ!最後は掃除してる!!


今回久しぶりに福島の「We are シンセキ!」の方々に会って
またいろんなことを感じることができました。
仮設住宅から、引っ越された方々もいらっしゃいました。
更に、2014年初春までに引っ越し予定の方もいらっしゃいました。
引っ越しても、また改めてコミュニティーづくりという課題などがあります。
しかし、まだまだ残っている半数以上の方々が、仮設での生活が続きます。
また、体調を崩されている方も増えているようです。
子どもたちの中にも、兄弟が多いし、お風呂が小さいから、
震災前のようにゆっくり、ゆったりとお風呂にも入れないのが嫌だ!
と言っている子もいました。
いろんな形でのストレスがまだまだ存在するのは間違いないです。
僕たち一人一人の、いろんな形でのヘルプが、まだまだ必要なんだと
改めて考えさせられました。
何ができるのか? その地域、地域によってそのカタチは違うでしょう。
でも、ハッキリ言えることは、まだまだ震災は続いています!
何が必要で、どんな支援が必要かは、その場所や地域に、
直接問い合わせて、聞かせてもらうことで、見えてくると思います。
また、僕たちのように、イベントをしに行くということをきっかけに、
どんなことが必要で、できることは何か?を、直接その場で話を伺いながら、
探ることもできるはずだと思いました。
旅行でも、観光でもいいから、復興地に足を向けるきっかけを
作るということから始めるのもいいと思いました。
つまり、一番大切なのは、「We are シンセキ!」の気持ちで、
意識を、心を復興地に向け続け、つなぎ続けるということが、
絆の意味の一つだと思いました。

ラジオバトン・プロジェクト プロジェクトリーダー
シンセキ村 村長 山本シュウ