JRA厩務員になるには?|馬の学校 比較(毎日更新中ブログ紹介)

JRA厩務員になるには?|馬の学校 比較(毎日更新中ブログ紹介)

国内最大級の馬の学校 東関東馬事専門学院/東関東馬事高等学院を運営する馬事学院(通称:バジガク)のブログです。Twitter @bajigakuin



皆さん御機嫌よう、本日のブログは西尾です。

 

最近も雨続きですね、風邪をひかないように気をつけてくださいね。

 

 

さて、皆さん装蹄って知ってますか?

 

 

突然ですが、本日は装蹄とは!を簡単にご説明しようと思います。

 

 

装蹄は、

馬の蹄を保護し、その馬の運動パフォーマンスを向上させるために装削蹄を行い、

また、蹄の治療のためにも行います。

人間の靴と目的は同じですね。

 

ですが、馬は人間と違い4本足であるため人間よりも足元の影響は顕著に出てしまいます。

 

 

そのため

 

馬の足元は9割装蹄で決まる

 

と言われるほど装蹄は大切であり、本当に難しいのです。

 

装蹄を行うためには装蹄学校にて資格を習得し、卒業する必要があります。

 

馬の世界に絶対に必要な技術職、それが装蹄師なのです

 

 

馬の世界には絶対に必要不可欠、ですが、近年装蹄師不足が加速し現在大変深刻な問題となっています。

 

ですので、未来のホースマンの皆さんには、是非装蹄師さん達の凄さと有難さを少しでも感じてもらえたらいいなと思います。

そして、装蹄師さん達にお会いしたときには普段の感謝の気持ちを伝えてもらえたらと思います。

 

それでは、簡単に工程についてご説明します!

 

 

装蹄は主に

 

1、除鉄(古い鉄を外す)

 

2、削蹄(伸びた蹄を整える)

 

3、焼き付け(造鉄した鉄と蹄の密着度合を増す)

 

4、打ち付け(造鉄した蹄鉄を蹄につける)

 

の4つの工程で行われます。

 

※競走馬の装蹄は、鉄ではなくアルミなので3の焼き付けは行われません。

 

※左がアルミで、右が鉄

 

蹄鉄の種類によって釘の大きさも種類も変わるんですよ。

 

 

 

ではでは、鉄を外したら削蹄に入ります。

 

 

削蹄の時にはこのような道具を使いますよ。

 

 

蹄を整えたら、あら綺麗、こんな感じになります。下の蹄の図と一緒に見てみましょう。

 

 

 

次に蹄の形に合わせて造鉄を行いますよ。

 

アルミの場合は柔らかいので叩いて造鉄できますが、鉄の場合は固いので火入れを行います。

 

 

火入れして柔らかくなってきた鉄を叩いて造鉄。

 

 

装蹄師さん達の造鉄は、古い鉄と合わせて作成したわけではないのに、寸分の誤差もなくぴったり合います。

 

流石です!!

 

蹄鉄が完成したら、焼き付けをしながら蹄と蹄鉄の微調整を行います。

 

 

完成したら、水で熱せられた鉄を冷やし、蹄鉄の角をグラインダーにて滑らかにしますよ。

 

 

※水で冷やす写真撮り忘れました、すみません。

 

この途中で特殊加工する蹄鉄は追加で加工します。写真は溶接加工です。

 

※蹄の裏をさらに保護するため鉄橋を溶接する場面です。

 

写真は鉄橋入れていませんが、完成した蹄鉄です。

 

 

いよいよ打ち付けです。

 

 

打つ場所、打つ角度と深さを間違えてしまうと神経に釘が触り破行してしまいます。

 

熟練の装蹄師さん達は、それら全て感覚で分かるようです。

 

 

凄すぎますね。

 

最後に釘を整え、釘締めをして

 

 

完成です!!

 

 

凄く簡単にご説明しちゃいましたが、実際はもっと奥深く凄いです。工程ももっともっと沢山あります。

 

興味がある方は西尾まで聞きに来てください。

 

また、本日は装蹄師を目指しているジル君が初めての除鉄を行いましたよ!

 

※前掛けを着用して雰囲気でてますね。キョウジ先生がご協力してくれました。

 

除鉄をしてから、蹄の角を整える端蹄廻し(はずめまわし)をしています。

 

 

無事とれました!!

 

 

1つ学びましたね、いい笑顔です。

 

最初は怖いかもしれないけど、何事も挑戦です。

 

これからも頑張っていきましょう。

 

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

 

 

高校3年次・専門2年次での現役JRA厩務員合格者も排出!

令和7年度:5名合格!!!

令和6年度、2名合格

令和5年度:受験者5名中、5名合格

令和4年度:受験者6名中、6名合格

令和3年度:受験者5名中、1名合格

令和2年度:受験者8名中、6名合格

平成31年度:受験者6名中、5名合格

平成30年度:受験者6名中、3名合格

平成29年度:受験者3名中、3名合格

 (東関東馬事高等学院・専門学院を含む)

 

学校案内・資料請求フォーム

令和84月生 新規募集中

新規入学 定員30名限定

ご入学を希望の方は、まずは資料請求のうえ

 学校見学(オープンキャンパス)にご参加ください。

 

 【東関東馬事高等学院

 2025年度 JRA競馬学校 騎手課程受験

一次試験合格!

東関東馬事高等学院 1名

東関東ジュニアホースクラブ 1名

 

ホームページはコチラ!

 

東関東馬事専門学院

ここが違う!馬の学校比較『本校が選ばれている理由⁉』

①2年間の在学中に、2回のJRA競馬学校「厩務員課程」を受験できる。
(未経験から最短1年2ケ月でJRA競馬学校の厩務員受験者多数。

在学中に2回の受験に挑めます)

②在学中に"社台ファームをはじめ多数の大手牧場"での実践実務経験。
(2年間で最大6回の職場インターン実習の参加で、在学中に約60万円が受け取れます)

③在学中に自分が担当する"競走馬を実際の競馬レース"に出走できる。
(生徒たちがセリで購入した競走馬を手掛けながら、実際の競馬のレースに出走できる)

令和7年4月生、入学対象者全員「授業費の30%(90万円)」納付免除。
(学校独自の支援制度!令和8年4月生30名を対象とした90万円の授業費納付免除)

⑤他の馬の学校では経験できない濃縮した実践学習で、即戦力の習得へ。
(在学2年間で、馬に関するあらゆる経験を身に着け、馬社会での活躍を全面サポート)

 

 

関西・関東からも入学可能な馬の学校

 

 

引退馬支援のためにも、 YouTube登録へご協力をお願いします