吉和神楽競演大会~その1~ | 広島県 佐伯商工会

広島県 佐伯商工会

佐伯・吉和のオススメ情報満載

皆さんゴールデンウィークはいかがお過ごしですか?

 今日は、先月行われた、吉和神楽競演大会の写真をやっと整理できましたので、これから競演大会の結果を紹介いたしま~す。

 4月25日もみのき森林公園で行われた『吉和神楽競演大会』は、市内外から13団体が集まり、地元からは栗栖神楽団、特別出演で吉和子ども神楽団が出演しましたよー。
広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会


   ダウンこちらは特別出演吉和子ども神楽団 による『弓八幡』
広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会

あらすじは、九州は筑紫豊前の国(現在の大分県)宇佐八幡神宮の神(誉田別名)が異国から攻めてきた第六天の悪魔王という悪鬼を弓矢で退治する物語です。

広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会

 吉和こども神楽団は、H11年に発足し、吉和神楽団の団員の指導により伝統芸能の継承を目指し、毎週月曜日に練習を行っています。

広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会

3月行われた『宮島子供神楽共演大会』吉和地域の文化祭など、多くのイベントに参加し、この大会でも 満員の観衆を魅了しましたよー。





こちらは、旧舞の部優勝された津波神楽団(安芸太田町)による『塵倫』

広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会

あらすじは、塵倫という鬼は、身に翼があり、天空を自由自在に駆けめぐるもので、我が国に攻めてきたとき、帝(仲哀天皇)が従者竹麻呂と共に成敗する物語です。

この鬼は旧舞の神楽では珍らしく女の鬼と言われていますよ~。

鬼が天空を舞う姿、スモークの演出も素晴らしかったです。


広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会

津波神楽団(安芸太田町)は、昭和6年津波地区河内神社氏子により津波神楽団として設立。石見神楽の流れをくむ山形舞、六調子、旧舞を主体に伝承に努められており、今後も郷土芸能の発展のため団員一同頑張られてますよー。



 ダウンこちらは旧舞の部準優勝された栗栖神楽団による『頼政』

広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会

あらすじは、時は平安時代、近衛天皇の御殿に悪雲が覆い怪奇な声が鳴り響き、毎夜近衛天皇を悩ませていた。そのため天皇は弓の名人『源頼政』に化生退治の勅命を下しました。悪雲の中より頭が猿、体は狸、手足は虎、尾は蛇のような奇怪なる『鵺(ぬえ)』が現れ激しい戦いののち退治するという物語です。

広島県 佐伯商工会 広島県 佐伯商工会

 栗栖神楽団は、佐伯地域の栗栖地区の若者達が6調子旧舞を学び昭和32年に発足しました。10~50代の22名の若い団員で郷土芸能の伝承、発展のために日々努力精進されています。

旧舞の部で準優勝を受賞された時、抱き合って涙流し喜ばれた姿に観衆も感動し、温かい声援が送られてました。これからもますます栗栖神楽団の活躍が期待されますねー。

今日は長くなりましたので、明日新舞の部を紹介しますね・お楽しみに~ニコニコ