第4回津和野街道ボランティア観光ガイド養成講座として広島県ホスピタリティ研修会へ参加してきました。
広島県観光ボランティアガイド協議会会員、県外からは岩国市、今治市観光ボランティアガイド、そして市町観光協会及び協力事業体、など総勢230名が集まり、私達は県内観光ボランティアガイド設立予定団体として21名が参加しました。
『信頼され、親しまれるガイドをめざして』の題目で、石見銀山ガイドの会、前会長より講演いただき、 ガイドの基本、ガイドの心得、ガイド養成について、しっかりとした知識に基づいたガイドマニュアルが作成されているようで、当会も早急にガイドマニュアルが必要であると感じました。
特に印象に残った『ガイドの基本』についてまとめてみました。
Communication(意思の疎通)
一方的なガイドは冷たいので、意思の疎通を図る努力をし、心を通わせる事が大切。(出身地を聞いたり、クイズを出したり、会話の糸口を探し、話かけていく。)
Hospitality(おもてなし)
相手の気持ちになって、満足して帰られるよう気配りが必要。
ガイドさせていただくと言う気持ちが大切。
Information(ガイドの内容)
重要なポイントを押さえ、基本に忠実に、感動を伝える。(昔話を加えると話が組み立てやすい)
Entertainment(娯楽性)
ユーモアを加えながら、いかに楽しませるか。たくさんの引き出しが多いほど、おもしろいガイドができる。
4つの基本頭文字を取って、【CHIE】どう知恵を出すかがガイドのポイントだそうです。
1時間の講演は、話題性も多く、とても短く感じました。
昼食は、地元の食材を使って、今日の為だけに作られた、特別メニューのお弁当を頂きました。おかずの品数も多く、工夫の跡がみられます。
『ようこそ 世界遺産石見銀山へ』のDVDを鑑賞した後、『上下地域にぎわいネッワーク会議』による活動発表がありました。
上下では、いつでも何かイベントが開催され、意欲的な活動により、地域の人を巻き込んだ事業を展開し、成果をあげています。
午後から上下ガイド協会の皆さんに『白壁のまちなみ』を案内していただきました。
上下町には骨董品の品揃えが多く、お店の方も熱心に説明して下さいました。『おもてなし』を町ぐるみで取り組まれており、またゆっくりと観光に来たい場所です。
小町会の方々(上下の女性グループ)が上下の花の絵葉書に1枚、1枚色付けされ、おみやげにいただきました。
ホスピタリティ研修を企画、担当された皆さんの『おもてなし』に心から感謝し、この研修を今後につなげていきたいと思います。
次回は10月2日(木)に、最後の養成講座となり、津和野街道の歴史、ルートについて勉強します。