私が以前、初めて北海道旅行したとき、「あぁ、日本って奥深いな~」と
感心させられつつ、多くのカルチャーショックを受けました。
そのカルチャーショックの1つが民家の屋根!
・・・というのは瓦屋根がなかったのです。
瓦屋根がないのは、北国には付き物の冬の降雪対策の為だそうです。。。
そんな北海道とは裏腹に、淡路島では瓦産業が発達していて、その歴史はなんと400年とか!
「淡路瓦」は今ではブランド化していますし、そんな淡路瓦の中心地が、
旧西淡町の津井地区。
その津井地区で「達磨窯(だるまがま)」を復活させた人たちがいます。
「達磨窯」とは、いぶし瓦を薪で焼くための伝統的な土の窯のこと。
窯を横から見ると、達磨さんが座禅している格好のように見えることから、
その名がつけられました。
でも達磨窯って多くの人は知りませんよね?
↓これが達磨窯。
瓦作りに使用されから500年もの歴史があるのですが、今使用されている「達磨窯」は全国で3基だけとか。。。
そんな「達磨窯」を淡路の津井地区でも復活させたいと立ち上がったのが、山田脩ニさんを始めとするDGプロジェクト「脩」の面々です。
DGプロジェクト「脩」の活動内容や、苦労話、フォトグラファーでもある山田脩ニさんが撮影した淡路の瓦/瓦屋根の写真が「住宅建築 no.407」という雑誌に収められておりますので、淡路瓦についてもっと知りたいな~という方!