三者三様 | 初段になるための将棋勉強法

三者三様

■『相振り飛車を指しこなす本(1)』…15ページ
■『5手詰ハンドブック』…14問
■将棋部…2勝1敗



ポロリさんと鈴虫君と部活だった日。




早起きしようと思ったができず、
いつもどおりの時間に出社。
私のいつもどおり…
それすなわち、順位戦なら不戦敗の時間帯である。


仕事の合い間に『駒doc.』の広告の件で
マッチ師匠に連絡を取ったりする。
駒doc.は季刊だから、前号の広告掲載から三月経ったわけか。
早いもんである。


仕事が一段落した21時頃、打ち合わせに来ていた
ポロリさんと鈴虫君に誘われ1階の会議室で対局。
しばらく虫君とポロリさんは一緒に仕事する機会が多そうだから、
この組み合わせで対局することは多そうである。
前もって打ち合わせの日取りが分かれば、
赤坂君やグレートさん、あるいはF沼さんにも声をかけて
2面、3面指しができるかもしれない。

上に名前をあげた連中を見ているとよく思うのだが、
みんなガチで将棋が好きである。
誘えば時間の許す限り付き合ってくれる感じなので、
こういう仲間が多いというのはかなり恵まれた環境だろう。
将棋は1対1の対局が基本だが、
複数人で集まってやると、テンションも上がるし、
色々な意見が聞けるのでためにもなる。
これで一人師範格がいれば言うことナシなのだが、
今のところみんないい勝負な気がする。


私は2勝1敗で勝ち越し。
実力的には3人とも僅差だと思うが、
棋力の傾向でいうと3人ともそれぞれ特徴がある。


      
序盤力…… ポロリ > 鈴木  > 鈴虫君
中盤力…… ポロリ > 鈴虫君・鈴木
終盤力…… 鈴虫君 > 鈴木  > ポロリ


こんな感じである。
虫君はブランクが長いので、勘さえ取り戻せば
もっと強くなる気がするが、
いかんせん最近の戦法に対する知識がまったくなく、
ゴキゲン中飛車や石田流なんかは未知の領域だろう。
得意の終盤まで持ち込む前に
ガンガン攻め込まれると劣勢になることが多い。

ポロリさんは全体的にそつない感じで、
特に序盤はまず作戦負けすることがない。
終盤で決めるべき時を逃さないようになれば、
我々の中では頭一つ抜けた存在になるのではないだろうか。

私はどうだろう、自分のことはなかなか分からないものである。
ただ、切れ気味の攻めを無理に続けて大破綻したり、
受け一辺倒になって何もできずに負けたりってことが多いので、
なんちゅうか、不器用な感じなんじゃないかと思う。

全対局が終わったら0時過ぎ。
家に帰って相振り本読んで寝る。