今日は今日で腹が減る | 初段になるための将棋勉強法

今日は今日で腹が減る

■『5手詰ハンドブック』…18問
■将棋倶楽部24…1勝


校了明けの割りにまずまず忙しかった日。
仕事の半分くらいが原稿書き(編集者の仕事としては珍しい)。
あとは先崎さんの連載をまとめた単行本の企画書の草案を練ったり。

『初段になるための将棋勉強法』を一冊出し、
白夜書房内での将棋ジャンルの可能性はグッと広がったが、
やっぱりパチスロ本の企画書を作るより数段手間が掛かる。

思えば将棋本を出すにあたっては、
四面楚歌とまではいかないまでも、二.五面楚歌くらいだったものである。
営業部も最初は乗り気ではなかったし、
当ブログの読者である某氏からも

「まぁ どれだけ取材されても需要はないです」
「●●氏程度のものもできないでしょう」

などと手厳しいコメントを連投されたものだ。

しかしまぁ、私は将棋が好きだし、
将棋から色々と貰ってばかりで
何にもお返しできてなかったので、
ちょっとばかりお返しができれば、と
マッチ師匠に無理をしてでばってもらうことになったのだ。

需要がない? そんなこと、人に言われるまでもなく、
私が一番心配していたのである。
確実に利益が出るという保証などどこにもないのである。
それでもギリギリまでその可能性が高まるよう手を尽くし、
色々な人に協力していただき、
そして幾ばくかでも将棋界にプラスの働きを与えるべく
マッチ師匠や土方さんと一緒になって半年間やってきたのだ。
だから私は二冊目だって出すのである。
出してやるのである。


ひとしきり言いたいことを言った後で本題。
将棋倶楽部24で1勝したあと2年がかりで9級に上がったという方に
1局教えてもらえることに。
レートはちょうど9級になったばかりのようだったが、
自分との実力差の余りの大きさに愕然とする。

ここ数日で思ったのだが、まだ私は24で指すには
棋力が足りないのではないだろうか。
棋力というか実力というか。
あまりに一局の勝敗に一喜一憂しすぎて
その後の勉強がおろそかになってしまうきらいがあるので、
今後しばらく対局は控えめでやっていこうかな、と思う。
ちょうど来週はずっとフィリピンだし。

ま、ちょっとした思いつきなので
いつまで続くか分かりませんが。
色々考えながらやるのも大事だと思うので、
状況を見つつ臨機応変にやっていきたいと思います。