鈴虫君 | 初段になるための将棋勉強法

鈴虫君

■『相振り飛車を指しこなす本』…10問
■『5手詰ハンドブック』…16問
■将棋倶楽部24…1勝



忙しかったけど編集部に来た鈴虫君と一局指してしまった日。



月の7~14日くらいは自他共に認めるヘッポコ社員の私が
唯一忙しい時期だ。
この時期は昼飯が弁当になることが多いので、
まず詰将棋の数が減る。
そして勤務時間が長くなる影響で対局を自粛することが多くなる。
この時期まで対局と本読みをしているのは
私にしては珍しい方だ。
いま結構いい流れで勉強できていると思うので、
この流れを止めたくないという心理が働いているのかもしれない。
いずれにせよ、連敗と連勝を繰り返す極端なパターンは
抜け出せたようなので、
できるだけ今の調子をキープしたいところだ。


虫君が編集部に来たので「一局どう?」と誘う。
さっきまで書いていたことと矛盾するが、
まぁ、9日というこの微妙なタイミングならまだ大丈夫だろう。
これが12日あたりだと周囲の視線が3倍満である。

虫君は相居飛車で組むような矢倉に囲うので、
四間飛車の私とやると、必ずと言っていいほど
私の方が先攻することになる。
玉がまだ囲いに入る前に戦いが始まるので、
これはたぶん、けっこう損な指し方ではないだろうか。

そんなこんなで序盤は優勢だったが、
中盤で私にミスが出て逆転。
しかし終盤に入る前に今度は虫君にミスが出て再逆転。
結局終盤でもさらに2転、3転し、
ポカの多い将棋ながらも大接戦の末、
虫君に詰まされて負け。
ま、でも知り合いと指すと負けても悔しさよりも
楽しさの方がずい分上回りますな。
手は戻さないけどしっかり感想戦をやって終了。


終電ちょい前まで働いてから帰宅。
昼休みなどは既に眠かったが、
1局くらい指す余力はあったので、眠気が襲ってくる前に24に繋ぐ。
中盤、丸々銀損くらいになりかけたが
気付けば角金交換の駒得に。
そのまま押し切って勝利。

ちょっと眠かったが、まだ2時前だったので、
昨日と同じテツを踏まないように
あえて相振り本を読み始める。
20ページ読んで、一杯飲んで寝る。