16

24で指していたら、この局面が出てきました。その後の進行でなるほど!っていう変化をされたので藤井本で見直してみたら実はテーマ16で後手ちょっと悪いんですってね・・・うん、今度からちゃんと△1四歩って指すから勘弁。


今回の話はですね、ここから山田定跡風に攻められたお話なんですね。つまり、図から▲3五歩△同歩▲4六銀△3六歩▲3五銀△4五歩▲3三角成△同銀▲8八角△5四角▲2六飛(第二図)

13

同じく藤井本のテーマ13に合流かと思いきや、似て非なる局面。▲6八金直△1二香の交換が入ってる勘定になります。さて、すでに角のききから香車が逃げているので、こっちが得してると思うんだけれど、実際何を指せばいいのかわからなくなってしまいました。仕方がないので、失笑を買いそうだけれど、△1四歩。こうなるんならやっぱり先に△1四歩と突くべきですね。だったら、山田定跡にはテーマ14の指し方で後手いいみたいですし・・・


前置きが長くなりましたが、ようやく本題へと入っていきます。第二図以下△1四歩▲2四歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛△2八歩(第三図)

3zu


ここから、▲同飛△4六歩▲同歩△3七歩成▲同銀△2七銀▲4八飛と進むのが相場ってものですよ。本の感じで進むとしたらですけど・・・ところがですね、相手の方はノータイムでビシッと▲5五歩。研究手だったんでしょうね。渡辺竜王の言葉を借りるならば、「この手は載ってないですよ」なんですけど・・・しかし、正直困った。


僕が考えたのは、△7六角か△6三角。てか、それしかない。銀交換する前なら△4三角で後手良くなるんだけど、もう後戻りはできない。△6三角だと▲2一飛成△2九歩成▲5六桂(▲同竜とと金払われても嫌かなぁ)と指されて勝つ気がしません。ということで、△7六角を選択したわけですが、悠然と▲2八飛と手を戻された。第三図以下、▲5五歩△7六角▲2八飛ってことですね。とりあえず、△4六歩と突くんでしょうけど、その後の指し方がよくわかりません。研究課題がまた増えてしまいました。