がん告知記念日♡
2021/05/24 37歳と3か月 =がん告知記念日
これからの私の人生の指標となる日
インドネシアバリ島にて、
『がんになる可能性ありそうだけどまー軽度だし、円錐切除でもいいけど、子供もう産む予定ないならいっそのこと子宮取っちゃおう』手術から10日後。。。。
10日後の検診で術後の問題が特になければ、次は半年後の検診かなーって言われてたから、もうすべて治った気でルンルンしながらいつもの先生と対面。
にこやかな笑顔で、はーい ともみさん、アパカバール?(インドネシア語でごきげんいかが?) って声かけてくれる先生。
手術したとは思えないくらい元気ですよー もう走れるくらい 。
って元気アピールする私。
傷の治りもよさげだし、もうこれで問題ないですよね?ね?先生?って声かけたけど、うんうん、と上の空で、真面目な顔で診断書のようなものを読む先生。
うーん。。 そだねぇ。。。とりあえず傷を見ようか。 診察台に寝てねー。
ってなんだか、質問をかわされているような気が。。
せっかちな私はあきらめずに畳みかける。
先生?運動はいつからできます?プールは?お風呂は?海は?
10㎏の赤ちゃん抱っこしていい? 夫婦生活は?(照)
ちょっ ちょっと待って。
まず、運動とくに、あなたのような激しいヨガは6週間はだめです。夫婦生活も6週間。
お風呂、海、プールはOK。 10㎏の赤ちゃんはお腹に力を入れて持ち上げなければOK。
なるほどー了解でーす と軽い返事の私。
診察終えて椅子に座り直し、私に向き合う先生。
ともみさん。良いニュースと悪いニュースがあります。
(海外ではよく言いがちな言い回し)
良いニュースは手術は無事に成功して、傷もきれいに治っています。
悪いニュースとは、取った子宮はすでにガン化していました。
そこでも、まだピンとこない私。
ん? てことは やっぱり円錐じゃなくて子宮全摘でよかったんじゃない?
結果オーライってことでしょ? ←能天気
先生更に顔つき変わり、書類の上に手を組み置いて深呼吸。
そしてゆっくり発した Ms Tomomi , Im so sorry to say this, but・・・・・・
日本だったら 大変申し上げにくいのですが。。。 という感じなのかと思うけど、
Sorryをいう先生の顔をみて、さすがの私もシリアスになる。
あ、やばいぽい。 と。
そのあとのことは、実はあんまり覚えてなくて、いかに先生から私の情報を引き出すか、持っている英語を総動員してお話した気がする。
かるーいノリの日常会話はともかく、医療英語を交えて医者と英語で会話するのには限界がある。ましてや、がん治療のこと。
私の質問が正しく先生に伝わってるのかも怪しいし、先生の答えを私が理解しているのかもどちらも怪しい。
(外国人パートナーは子供たちと家でお留守番。)
怪しい会話が続く中、なんとかゲットできた情報は
子宮頸がん疑い 高度異形成の初回診断から、病理検査後。。。。。
→子宮頸がん1A2期
深さ4mm 広がり3㎜ リンパ管浸潤の印象。(脈管侵襲と同じ意味でしょうか?)
追加治療を行わなければ、転移の可能性は大いにあり。 とのこと。
先生の進める治療法は二つ。
1 再度開腹して、リンパ節、卵巣摘出手術。
(一度目の手術では、子宮と卵管摘出)
2 放射線治療。
うーむ。。。。
先生は、あなたはまだ若いから、放射線治療はお勧めできない。 と。
バリ島の国立病院に古い放射線機械が1個あるけど、なにせ古いし他の臓器もずたずたになるよ。
と。それはやだ。
でも開けたばかりのお腹を再度開くのにもだいぶ抵抗がある。
ポツっと、日本に帰ろうかな。 って言ってみた。
なんだか先生を否定するみたいになったら申し訳ないと思ったのだけど、
どーにもこらえきれず言ってしまった。しょうがない日本人だもん。
※先生の名誉のために言っておきますがバリでは素晴らしい名医です。
そしたら先生、 えっ?日本に帰れるの?帰れるなら早く帰ったほうがいい。
僕も日本の学会に何度か出席したことあるけども、日本の医療は最高だよ。
絶対日本で治療したほうがいい。早く帰って。紹介状書くから。全部書類わたすから。
と 日本行きごり押し。 え 追い払われた?笑
バリで暮らす子供たちと離れ離れになりたくないから、
日本での治療なんて頭になかったけど
いよいよ日本へ帰るべき時が来たのかもしれない。
そっかー日本かー、コロナで帰れずもう二年。 おすし食べたい。
甥っ子にあいたい。
上の子二人の学校あるから日本へは連れていけない→元夫に任せよう。
赤子はどうする?現パートナーは外国人でこのコロナで日本には入れない。
日本の実家の母は腰を痛めて手術入院中。
姉は産後3か月。
どうしよう。。。。
治療以前にまず母国へ帰国ができるのか。。。。。
潮風に当たってのんびりビール飲んだら、自分ががんなんて忘れちゃう
そもそも症状ゼロだったし。 ※だから怖いんだけどね。
つづく。
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お久しぶりです。がんになりました のお知らせ。
お久しぶりすぎるアメブロ
お久しぶりです♡
コロナでロックダウンになった時に、自分の思うこととかを久しぶりにブログに書いてみようかなーなんて思ってたのですが、
(NOTEとかも手を出してみたけど、おしゃれすぎて使いこなせかった )
自己紹介文だけ変更したっきり、バタバタと日々に追われて、手つかずになっていました。
最後のブログ更新から数年、離婚したり、ヨガ始めたり、ヨガウェア始めたり、新たなパートナーに出会ったり、ちびちゃんが生まれたり
現在は三男の母となり、ヨガウェアと子供服の販売もスタートし、バリ島で楽しく元気に暮らしています
が。 産後の婦人科検診にてとてもよろしくない結果が判明
2021年4月 定期健診にて子宮頸がん高度異形成の診断
5月 子宮摘出 (単純子宮摘出術 子宮、卵管切除)
6月 病理検査にて 1A2期 確定
7月~ 放射線+化学療法(シスプラチン5回)
となってしまいました・・・・・。
現在日本へ緊急帰国し、絶賛がん闘病中。(6週間の入院予定)
このお暇な入院生活を記録しようとブログ再開。
がんになると、自分の病気について、ググる人と、そうではない人。 に分かれると思うけど、私は圧倒的前者。 Wifiもびっくりするくらいググりまくったと思う。
そしてググった結果、意外に体験談がすくないという事実。
某大手ママさんサイトにも乳がんはたくさんあれど、子宮頸がんはほとんどない。
自分自身の記録はもちろん、同じがんの診断が下ってしまったどなかたのためになったら幸いだし(情報数は少ないし、偏ってるかもだし。私自身も初期なので参考になるかはわからないけど)
なんとなく通りすがりに読んでみただけだけど、怖くなってきたので、検診行きますって思ってくれた人がいれば本望です
この元気な3BOYSにも会えない三か月
しっかりがんを撲滅して、元気にバリに戻れるよう、頑張ります
子育て中のママさんも、多忙のお仕事頑張るお姉さんも、
みんなお願いだから時間作って検診だけは行ってね~