残暑お見舞い申し上げます
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●中国には今でも山賊が居る
私の経験談と友人から聞いた話を
これから何回かに分けてアップロードします。
仕事で中国に出張した時の事、
山賊に遭遇した話をします。
10年程前の事です。
仕事の合間に2日間程時間ができました
せっかくですから、その時間を利用し、硯石で有名な
“端渓(たんけい)”を探しに、“黄山(ファンシャン)”
付近の町に行くことにしました。
上海・黄山周辺 略図
中国で有名な硯石“端渓”タンケイ
“黄山”は1990年に世界自然文化遺産に登録。
その周辺は硯石の産地としても有名です。
上海から飛行機で1時間くらい、
それから車で3時間程かかりました。
上海を17時発の飛行機に乗り、
黄山空港に着いたのが18時頃でした。
目的地には、それからタクシーに乗り峠越えをします。
世界自然文化遺産“黄山”
辺りはもう真っ暗、山にさしかかった時
運転手がこんなことを言いました。
「峠付近で車が止まっていて、
パンクだから手伝って欲しいと言われても、
絶対に車から降りないように!!
なぜなら、山賊がいて金品を巻き上げるから!!」
私は冗談だろうと思っていました。
ところが峠に車が止まっているでは有りませんか
でも私はまだ半信半疑でした。
すると、止まっている車から、3人が飛び出して来て
タクシーは止められてしまいました
タクシーの運転手とその3人が問答していましたが、
前が一瞬空いた隙に,
運転手は猛スピードでその場を逃れました
タクシー運転手の機転によって、
間一髪、被害も無く脱することができました
その後に聞いた話では、パンクを装った山賊
だったということでした。
タクシー運転手の忠告どおり、
ホントに山賊がいたんですね
世界文化遺産”黄山”まで1時間ぐらいの山道に
山賊がいるなんて、考えられないですよね
山賊の出た場面の写真はさすがに撮れませんでした
帰りは道を変えて、昼間明るいうちに空港に行きました
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世界自然文化遺産“黄山”
“黄山”付近の町 特産物:硯石等
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ここで一言《中国語レッスン》
救命!
jiu ming
ジュウ ミン
助けて~
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次回は来週の木曜日(15日)にアップロードします。
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ここでの画像はyahoo画像の一部を使用しています。