昨年度私は静岡プロリーグの決勝戦を戦った。
静岡プロリーグの決勝戦に残ってまず感じたことは、
こんなにも私の事を応援してくれる方がいるんだ、ということだ。
麻雀プロになって初めての感覚だった。
本当に嬉しかった。
その応援に応える為にも良い麻雀を打とう、精一杯戦おうと意気込んで臨んだが、
当時の気持ちは決勝という舞台のプレッシャーから徐々に自分の打ちたい麻雀が打てなくなり、川崎義之の前に敗れた。
対局終了後も放心状態でその日は悔しくて眠れず、
宿泊先のホテルで自分の対局を見直し、
打ちたい麻雀を打てていない情けない自分の姿に絶望感を覚えた。
しばらくダメージは残ったが、
徐々に復活し来年もう一度挑戦しようと心に決めた。
より強くなってこの舞台に再び立つためにもう少し色々な事に挑戦しよう!
まずは今年のテーマを決めた。
それが
【麻雀を楽しく真剣に打つ】
シンプルだけどこれが一番しっくりきた。
麻雀大会などで話す機会がある際は皆の前で言ってきたし、普段の休日で打つ麻雀は楽しく真剣にやってきたと思う。
あとは今期も昨年度と同様に、
麻雀普及活動ために積極的に麻雀大会の運営も多数やらせて頂いた。
麻雀大会で参加者の楽しく真剣に打つ姿に感動しただけでなく刺激も受けた。
更に忘れてはいけないのが静岡支部員や帝王戦においての帝静戦参加者の活躍。
川崎義之の鸞和戦
高橋大輔のWRC
島崎涼の若獅子戦
帝王戦ベスト16に帝静戦参加者が4人勝ち上がり
負けていられないなぁと刺激を貰った。
私が今期静岡プロリーグの決勝に残ることができた要因は、
序盤にポイントを稼ぐことに成功し、
麻雀に対するモチベーションが下がる事なく取り組む事ができ、
更なる加点に成功し終盤戦でターゲットにならなかった事だと思う。
昨年度優勝の川崎さんはいません。
共に決勝を戦った太田さん、栗島さんもいません。
残ったのは自分だけです。
雪辱する絶好の機会を頂きました。
対戦相手は
人生経験豊富の人生の大先輩
鈴木秀幸さん
静岡一の神童、頭脳明晰、脱メンタル弱者
平野敬悟さん
残り3節で150p荒稼ぎ爆発力には定評のある大巨人
斉藤隆さん
以上の3名となります。
今期も昨年度と同様手強い相手となりました。
自分は三度目の夏目坂での決勝です。
自分は負けません。
自分の打ちたい麻雀を今期は最後まで打ちたいと思います。
もう対局終了後に、らしくなかったとか言われたくない。
今期も昨年度以上の応援をよろしくお願い致します!