番外編
 
適当に沖縄に浸りながら街を歩いていると
 
超楽しそうな滑り台が。
 
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あの下がコロコロ回るタイプ。
 
超すべりたい....でも今一人だし..
 
みんな子供だし...
 
いやでもせっかく見つけたのに..
 
そもそも大人がすべっていいもの?
 
あ  注意書だ。年齢制限ないのね
 
でもこれ一人で滑ったら周りはなんて思うのか(諸々葛藤
 
いや せっかくきたし滑っちゃえー
 
子供に紛れて滑る
 
意外と速い。なんだこの懐かしい感覚!楽しい!
 
そう思ったのもつかの間
 
滑り台の途中によくある、余り斜面に角度がないゾーンに突入
 
子供は軽いから今までの勢いのままそこを通過
 
当の私は....スピードダウン、そして...停まった。
 
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は、はずい~!!
 
急いで手で漕ぐ...!
 
そのとき手に持っていた携帯を落とす。
 
 
も う ど う に で も な れ
 
 
再び急斜面となったってお構い無く手で漕ぐ漕ぐ漕ぐ。
 
速ぇえー
 
とにかく滑り終えたい一心だ
 
やっと地面に足をつくと..
 
「これ落ちましたよ!」
 
と優しいお母さんが携帯を持ってきてくれた。
 
これは携帯を落とした時点から滑り終わるまで
 
目で終われてたという事かい..?
 
は、はずい..
 
摩擦熱でふともも熱いし、おしりもかゆいし(このタイプの滑り台でよくなりがちな現象
 
やっぱり無邪気に挑戦なんてするんじゃなかった...!
 
だいの大人が一人でなにをやっているんだと思われただろうか
 
『違うんです、なんか私見た目だけ成長しちゃったんです
見た目は大人 頭脳は子供なんです』
 
そう言いたかったが親御様たちになんだか笑われていたので
 
ありがとうございます と携帯を受け取り
 
1度も振り返らず一目散に公園を後にした私であった