照りつける太陽。



どこまでも青く澄み渡った空。





そう、この時期になると小生は思い出す。






あの潮騒を。太陽の季節を。




潮の匂いと甘酸っぱく、そしてほろ苦い記憶とともに―――。








12年前。








小生は江の島海岸にいた。








ココナツの香りの漂う砂浜。




焼けた砂の上を歩く小生の心は躍っていた。






「ここから何かはじまる―――」






否応なしにそんな気にさせる魔力が海にはあった。






都会の喧騒とはまた違った賑わいがそこにはあり、

老若男女問わず、いつもの自分を脱ぎしてはしゃぎまわっている・・・。




そう、すこしだけ大胆になれる季節、夏。











小生は夏のそんな力を信じていた。


















そう、少しばかり小生はそんな夏の力を過信していたのだ。





























小生「ヘ~イ彼女、どこからきたの~?」






















大事故です!

































おなご「しらな~い」







小生「そうなんだ~?名前は?」








おなご「しらな~い」










小生「そうなんだ?」





























そう、小生はイケメンでもなんでもないただの小さいオッサン。





小生は夏の魔法という名の勘違いをしていたのだ…。















小生の夏は終わりを告げた。






小生の頭の中で太陽のkomachi angelがいつまでもリフレインしていた。

小生です。運転免許証の更新に行ってきたわけですよ。

 

 

まぁ小生ともなると運転手界の中でも生え抜きのエリートなので

完全にVIP待遇なわけですよ。その辺の凡庸なドライバーとはわけが違う。



もうね、それは教習所時代から光を放ってたわけですよ。

数々の伝説を残してきた小生なんですよ。まさに伝説メンですよ。



まぁ




とりあえず2回卒業検定落ちたからね。






担当教官に






「おまえはペーパーおばさんドライバー以下だよ!まじで!」






ってお褒めの言葉を授かったもんですよ。

確実に彼の脳裏にトラウマをギフトしまくったからね。







というわけで免許更新。

危険な獣を再び社会に放つことを容認するイベントです。






とりあえず、必要書類を記入し写真撮影。

前回(3年前)はここで非常に残念なミスが発生。



運転免許証の写真の背景って青なことは周知の事実。

ただその時の小生はまだその事実に関する認識が甘かったんですよ。




そう










青い服着て行っちゃったんだよね。









結果、待ってる事態は当然の事ながら

電波少年的な写真の交付ですよ。








失禁ですよ。








もう今回は同じ過ちは繰り返さない。

万全の服装で望む久方ぶりのイベント。







特に不備もなく進む講習。ビデオ鑑賞もなんなくやり過ごし

新しい免許の交付の時を迎える。女性の教官が壇上に姿をあらわした。






教官「では、免許を交付します。名前を呼ばれた人から前に来てください。」







小生は勝利を確信した。

小生はこの車社会の異端児として長きに渡って辛酸を舐めさせられてきたが

遂に認められるときが来たのだ。小生はその事実に酔いしれた。






教官「佐々木さん・・・山本さん・・・古木さん・・・」





うんうん。





教官「横溝さん・・・佐藤さん・・・矢島さん・・・」




うんうん?




教官「鳥越さん・・・寺島さん。」




うん?















教官「以上です!」












・・・



















緊急事態です!













滝川クリステルのように流れ出る汗と尿意!

小生は慌てて教官の目を涙目で覗き込む。







その時かすかに奴が笑った気がした。








教官「あなたは講習もう一回受けてもらうわよ!」






オロローン!





講習室には小生と、やさぐれたおっさんの二人のみ。




社会は小生の数々の愚行を許したわけではなかった。

課せられた運命(それ)を前に膝から崩れ落ちる小生。

隣のおっさんの目が宙を泳ぐ。彼は焦点すら定まっていないようだ。






っていうか







確実に酔っ払ってるね、この人。







そう、小生はからめとられたのだ・・・。







デジャブのように同じ講習を再び受け、嘲笑の対象として

一番前の席に移動させられた小生。


隣のおっさんは教本を開くことを拒否し、教官に激昂。



もういいよ、諦めろ、と。




おっさんの怒号が響く中、小生はただただ自分の運命を呪い

時間が過ぎ去るのをひたすら待った。



抑えきれない喪失感と尿意だけが小生の下半身を締め付けた。

小生です。久々の更新です。決してサボってたわけではありません。

サボるわけがありません。羽賀研二なみの誠意でお届けしております。








というわけで大阪ですよ。









URCHINFARMともなると大阪に行くのにもドラマを求めます。

なければ起こします。無理やりに。














というわけで立ち寄った上郷SA。











目の前には何故かガシャポンが。













価格は驚きのインフレ価格、1000円。




















う~ん






























やりますか!



























ハイリスクハイリターンが世の常。

地獄の淵に触れてこなければ、女神の手は握れないのが必定。









ガシャポンの隣には女神の手を握った者(PSPゲット)と

死神の手を掴んでしまった者(謎のアクセサリーゲット)の歓喜と絶望の写真が掲げられている。













・・・






















いざ死地へ!!






































ガシャン!コロコロ・・・




























!!












































ああ、残念です。残念であります。やめておけばよかった。やめておけばよかった。手を出してはいけないことだった。戻りたい。あのころに戻りたい。まだ迷っていた自分を止めてあげたい。欲しくない。欲しくない、こんな髑髏のネックレスなんてくぁwせdrftgyふじこlp





下のアクセは全く無関係です。35分の1のショボさの髑髏ネックレスゲットの小生に

励ましのお便りを!

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