昨日は、東海道新幹線新横浜16時16分発こだま669号新大阪行き9号車グリーン車指定席で新大阪に向かいました。JR西日本所属700系3000番台B06編成でした。

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700系の内装は、JR東海C編成とJR西日本B編成では違いがあります。B編成のグリーン車の座席は茶色です。


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車内では、新横浜駅で購入した「鮭三昧ときのこご飯」(1,000円)で早めの夕食をとった後熟睡してしまい、気が付くと、米原に停車しているところでした。


新大阪に19時50分定刻に到着し、いったん改札を出て、JR東海みどりの窓口で京都までの普通車乗車券と自由席特急券を購入します。


そして、当駅11番線20時09分発特急はるか38号米原行き4号車普通車自由席に乗ります。


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当駅から約30人が乗車しました。281系6両編成(座席定員248人)による運行で、全体で79人(うち、グリーン車指定席1人、普通車指定席19人、普通車自由席59人)が着席していました。乗車率は31.9%です。


自由席は大半が勤め帰りのサラリーマンやOLと見受けられる人たちでした。私の前の座席の50代くらいの背広の男性は、大阪・新大阪-山科間の「びわこ通勤回数特急券」(6枚つづり・2,700円)を所持していました。この回数券を使えば1枚当たり450円で利用できることになります。同区間の自由席特急料金は630円ですから、1枚当たり180円も安く利用できる計算です。


大阪・新大阪-山科間の特急用定期券の特急料金相当額は1か月18,960円と少々高額です。特急用定期券を買わずに、行きまたは帰りだけ特急回数券で特急自由席を利用している人もかなり多いのではないでしょうか。


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列車は新大阪から23分で京都に着きます。ここで列車の外観を撮影しました。


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当駅で近鉄京都線に乗り換えます。近鉄京都駅は、東海道新幹線改札・JR東海みどりの窓口の目の前にあります。


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今回は、近鉄京都線京都20時45分発特急橿原神宮前行きに乗ります。私は改札口横の窓口で特急券を買いましたが、ホーム上にも特急券売機があります。1番線ホーム横には、ファミリーマートと待合室もあります。


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特急橿原神宮前行きは12200系4両(座席定員256人)でした。


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列車は定刻に京都を出ました。京都出発時点で146人が着席していました。乗車率は、57.0%です。車内は、通勤客が太宗を占めていました。


数分で近鉄丹波橋に停まります。私が乗車している3号車には、4人が乗車してきました。


次の高の原では6人が下車し、1人が乗車しました。


近鉄奈良線との接続駅である大和西大寺では、3号車で12人が下車し、15人が乗車しました。当駅に21時14分に到着する大阪難波発奈良行き特急からの乗り換え客も多いようです。近鉄は特急を乗り換えた場合でも特急料金を通算制で計算するため、とても便利です。


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現に、京都駅窓口で特急券を購入した時、隣の窓口では、若い女性が大和西大寺乗り換え奈良までの特急券を購入していました。


大和西大寺から橿原線に入ります。次は大和八木で、京都から48分で到着しました。当駅では3号車から21人が下車しました。乗車はありませんでした。


近鉄では特急乗継を認めていますが、関東の大手私鉄で特急乗継を認めている事業者はありません。したがって、列車ごとに特急券を購入しなければならず、乗継をする場合には料金が割高になってしまいます。


例えば、西武鉄道では、所沢での乗継を、小田急電鉄では町田・相模大野での特急乗継を認めるようにしていただきたいものです。利便性向上施策によって、需要掘り起こしにつなげてほしいと思います。