小説の書き方教えます -2ページ目

小説の書き方教えます

現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

小説カレッジの詳細 文学賞突破マニュアルのご案内

http://shiryukei.sakura.ne.jp/college

 

 

面白いストーリーを思いついたからといって、その

まま作品に反映してはいけません。

 

そのストーリーが成立するための裏づけを怠っては

ならないのです。

 

 

たとえば、

 

金持ちの家へ泥棒に入るとしましょう。

 

防犯カメラなどのセキュリティーをどうするか、な

どを考えておかなくてはならないわけです。

 

いつまでも新鮮な食べ物というものもありませんよ

ね。数日で腐るし、夏場はもっと早いでしょう。

 

いろんな角度から検討して、ストーリーにバグがな

いかを性差しなければならないのです。

 

とくに、法律や医療や金融にかかわるストーリーで

すと、専門知識を勉強しないとバグの温床となって

しまいます。

 

 

せっかく面白いアイディアでも、読者からすると、

バグに気付いた時点で読む価値のない作品となって

しまいます。

 

いくら描写が上手であっても、文章が芸術的な域に

達していたとしても、バグ以降を読む気にはなれな

いのです。

 

「もっと簡単な解決方法があるじゃないか」と読者

が気付いた時点でアウト。

 

借金地獄で自殺まで考える主人公に、「なぜ自己破

産しないのだろうか」と感じさせてはダメです。

 

自己破産できない理由付けが必要なのですね。

 

それには、金融と法律の知識が不可欠ですし、場合

によっては専門家への取材を必要とします。

 

 

小説を書く作業は、決して机の上だけではあれませ

ん。必要とあらば街へ出て、人通りから服装を観察

したり、時間帯によってどういう人が多いのかなど

を調べる必要が生じるかもしれません。

 

取材もしかり。

 

取材という裏づけを怠って、バグだらけの作品にし

てしまっては、努力と労力が無駄になってしまうで

しょう。

 

ストーリーバグには細心の注意を払ってください。

 

小説カレッジの詳細 文学賞突破マニュアルのご案内

http://shiryukei.sakura.ne.jp/college

 

 

プロの作家になるには、文学賞の入選が不可欠なのか。

 

そういう問いを投げかけられたなら、私は即座に、ノー

と答えます。

 

文学賞に入選しなくとも、プロにはなれるのです。

 

ここで言うプロ作家とは、原稿料なり印税の収入が発生

する執筆者のことです。

 

 

もちろん、入選できるのなら問題ありません。

 

が、入選を逃がしたとしても、見所があれば編集者の

目に留まり、プロにならないかとのお誘いを受けます。

 

その見所とは、

 

才能なんかではなくて、読者へのサービス精神が旺盛

なのかどうかがもっとも評価される基準です。

 

読んでくれる人のために書いている、というのがプロ

としての正しい姿勢であって、書きたいことだけ勝手に

書いているようでは、いつまでもプロにはなれません。

 

なのに、アマチュアの多くは自己主張のための作品し

か書きませんし、あくまでも趣味の範囲であるなら、

それでもいいのでしょう。

 

しかし、書くからには全国の多くの人に読んでほしく

はありませんか。

 

 

文学賞突破マニュアルがなぜ受賞ではなく突破なのか

といえば、受賞はゴールではなくスタートだからです。

 

とくに第一巻では入選せずともプロになるための私の

経験も含めて方法を述べてあります。

 

現在、ご希望の方には無料で差し上げております。

 

 

入選せずともプロになれる。

 

あなたの意識の中で、ずいぶんハードルが下がったの

ではないでしょうか。

 

 

 

小説カレッジの詳細 文学賞突破マニュアルのご案内

http://shiryukei.sakura.ne.jp/college

 

 

何作品も書いていると、面白そうなストーリーを

考え尽くしてネタ切れになりますよね。

 

そういうときには、古来から伝わる先人の知恵を

拝借しましょう。

 

それはズバリ、諺です。

 

 

ことわざはストーリーネタになると同時に、作品

のテーマにもなり得ます。

 

ただし、中国伝来の諺ですと、実話から発生した

という由来がありますので、故事の真似になって

しまいます。

 

また日本の諺でも故事由来のものがありますので

注意が必要です。

 

 

諺をストーリーの軸に据える利点は、読者へあら

ためて教訓を伝える良作になりやすく、ストーリー

の欠陥が発生しにくいです。

 

ふたつの諺のドッキングもいいかもしれませんね。

 

アイディアを駆使してみましょう。