愛猫ユキが旅立ちました 思い出を振り返っています | 自分にご褒美 癒されハンドメイドサロン 白猫工房 【岐阜羽島】ロザフィ・フラージュ

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8月11日に

ユキが虹の橋を渡っていきました

 

 

3月に兄弟のサチが亡くなり

平成の終わりと令和始まり

なんとも記憶に残る年となりそうです

 
 
 

ユキの事も少し書き残しておきたいなと

またも散文ですし

亡くなるまでの描写もありますので

苦手な方はお気を付けくださいね

 
 
 
 
 
 
 

 

 

2匹との出会いはもうこちらで書いたので

それ以外のことを書きたいなと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキは人見知りしない甘え上手な猫で

沢山のお客様に可愛がっていただきました

 

女性が得に好きですが

子供にも男性にもすぐ懐くので

みなさんメロメロでした

 
 
 
 
 
 
 
 

サチが大好きで

よく追いかけてはくっついていて

若干ウザがられている時も(笑)

 

風邪を引いてる人や

泣いている人の側に来てくれます

弱さに寄り添ってくれる子でした

 

 
 
 
 
 
 
 

 

屋根から落ちそうになったり

たまーに脱走したり

ちょっと怖いもの知らずな一面も

 

変わった事といえば

ユキはみかんが好きです

剥いてあげると半分くらい食べます

 

 

 
 
 
 
 
 
 

ユキは5歳の時に初めて

尿路結石で血尿を出し

このくらいの年齢で出た子は

一生こういう体質だと言われました

 

療養食に切り替えて

水を出来るだけ摂るように工夫して

2年に1回くらい

冬に血尿を出しては

薬で治すというのが続いていました

 
 
 
 
 
 
 
 
 

2017年(ユキ17歳)

7月

最初に猫の看取りについて

考える時となりました

 

腎臓の値が物凄く悪くなり

吐いて痩せていたュキ

 

先生には安楽死も検討かもと言われ

ボロ泣きしながら悩み

2週間ほど入院させて

毎日お見舞いに行きました

 

退院後疲れたようでしたが

少しずつ体調が戻ってきました

 

この頃から補液(輸液)を

するようになりました

 

役目としては人工透析に似ていて

皮下に点滴をして

身体に溜まった毒素が薄まり

大量の尿として出します

 

週に一度は病院で打っていましたが

だんだん頻度が高くなり

毎日必要になったあたりで

教えてもらい自宅で打つようになりました

 

猫に針を刺すのは私の役目で

ユキは暴れなかったので

主人と二人で20分ほど

膝の上で撫でていると終わります

 

セミントラという飲み薬も

よく効いたようで

 

毎日補液となって約1年半も

ユキはとっても元気に過ごしました

 

 

 

亡くなる直前まで

おじいちゃんとは思えないジャンプや

オモチャを運んだり

 

この時の事はなんだったのかと

思うくらい元気でした

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2019年(ユキ19歳)

3月下旬に兄弟サチが亡くなり

もともと甘えんぼうでしたが

 

ストーカーな勢いで

私を追いかけるようになりました

どこにでもついてきて

くっついてくれました

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

7月上旬

血尿が出て病院へ

今までと違う酸性の結石が

とうとう現れてしまいした

 

若い頃からのアルカリ結石と違って

薬では溶かせない

 

ユキはエサの好みが難しく

療養食は苦労しているので

おそらく難しいと話したら

 

もう好きなものを食べさせたいという

私の気持ちを汲んでくださって

処置なしで帰宅

 

タンパク質の少ない餌を探して

あげてみたところ

血尿は減ったので一安心

 

これは奇跡的な幸運でした

猫のpHコントロールは難しいのです

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

8月8日

前日いつもより吐いて、

明らかな水分不足のユキちゃん

補液の回数増やしても

改善が見られないので病院へ

 

2年前と同じくらい腎臓の数値が

悪くなっていて、入院するか選択を迫られる

 

悩んだけれど既に限界の体

病院で亡くなることは絶対に避けたい

 

家でゆっくりさせてあげたいと

積極的な治療は辞めることにしました

 

帰宅後は義母の部屋で

一晩寝ていました

 

 

 

 

 

 

8月10日

そのまま日中義母の部屋で

飲まず食わずだったよう

 

ぐったりしているユキは夕方補液後

少し足に力が入らなくなっていて

動く事がままならないようでした

 

私の側に居たがったので

いつも寝ているベッドの足元で

一緒に寝ました。

 

ほんの少しの音でも

私は起きてしまって

あまりよく眠れませんでした。

 

 
 
 

8月11日

朝からハァハァと寝返りも打てず

じっとしている

そっと側にいるようにしていました

 

昨日は動けたけど

あと数日だろうか

もう楽にしてあげたほうが

いいのだろうかと迷いはじめました

 

 

 

昼食前に少しユキの様子を覗きに行くと

相変わらず浅い呼吸を繰り返していました

 

ァーと小さい唸りを上げるので

そろそろ身体が限界なのだろうかと

そっと手を添えていました

 

ググっと仰け反るような反応があり

急いで主人を呼びました

 

ハァ……ハァ……

とギリギリの呼吸が数分続き

 

もう目には私が映っていないようでした

 

またググッと仰け反り

そのまま呼吸が止まり

 

命が居なくなってしまう瞬間に

初めて立会いました

 

 

 

 

 

まだ暖かいのに動かないユキちゃん

 

 

私も主人もしばらく泣いていました

辛いけれど立会えたおかげか

 

もうこの身体に

魂がないのだなぁと感じました

 

 

 

サチの時は

看取ってあげられなかったので

まだ居てくれるような感覚というか

現実感がなかったのだなと

思い当たりました

 

 

 

 

 

 

翌日、サチと同じところで

ペット葬をお願いしました

やはり形が無くなってしまうと思うと

ツラくてしかたありませんでした

 

よく晴れた日

たくさんお花を飾って

大好きなオモチャとゴハンを

入れてあげました

 

 

今ごろサチと会えて

ゆっくりしているのでしょうか…

 

 

image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思い返せば体調不良から3日ほどで

亡くなってしまいました

 

補液している猫は

ネットで調べた印象は

亡くなるまでが長いイメージだったので

 

ユキもサチも長引かなかったことは

私の心の負担を

軽くしてくれたように思います

 

最後まで親孝行な猫でした

 

 

 

 

 

 

完全に猫が居なくなった喪失感は

これからやってきそうです

 

 

 

またいつか猫を飼いたいとは

思っているので

全ては処分しませんが

 

長く使ったものや

老猫対策した家具などを

処分していくつもりです

 

 

 

 

あんなに負担だった

毎日の補液やトイレ掃除も

もうしなくていいのが

こんなにも寂しく感じるなんて

 

 

寝起きにか顔をチョンチョンされたり

ゴハンを催促されたり

膝に甘えて乗ってきたり

オモチャをくわえて持ってきたり

寝る前に腕の中にやってくる事が

 

もうないなんて

 

 

 

やっぱり寂しすぎますね

 

 

 

 

 

 

 

ふと聴いた米津玄師のパプリカの歌詞に

「喜びを数えたらあなたでいっぱい」

 

とあって不意打ちで涙が出てきました

 

 

 

 

高校生から19年

振り返れば喜びも苦しみもすべて

思い出の中にはユキとサチがいます

 

悲しいけれどそれ以上に

感謝しかありません

 

たくさんの幸せを

抱えきれないくらい貰いました

本当にありがとう

 

 

天使のような

愛の結晶のような存在でした

 

 

 

 

 

 

いつかまた会えたら嬉しいな