一番になる人/つんく♂

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 以前からミュージシャンとしてのつんく♂のことは好きだったのですが、モーニング娘。をプロデュースしているつんくさんの手腕をみて、ただ者じゃないな、と感じていました。
 このエッセイ(ビジネス本?)を読んで、やっぱり! と感動したので、ご紹介します。

 つんくさんは本当に頭がいい。
頭がいい上に、自分を知っているんですね。そして、一番のなるために他人を蹴落とすのではなく、努力、努力、努力なのです。
 そして、義理堅い。謙虚。研究熱心。
 この姿勢なら、どの業界にいっても上に取り立ててもらえるだろうなあと感じました。

 そして、色気を失わないことの大事さも目に留まりました。才能、努力、そして色気なのですね。(笑) 以下につんくさんの納得できる人生訓を拾いました。 
 本当に学ぶことが多い本でした。感謝!

・ 一番になると見える世界が違う。

・ 「得意」と「好き」は違う。「好き」なことはすごいエネルギーが出るので、好きを極めること

・ 一番になる人とは、「好き」を追求した人

・ 頭を下げると貯金になる

・ どの職業の人も、出会った人すべてがお客さんになる可能性を持っている。絶対に偉そうな口調や、乱暴な口調で話さないこと

・ 成功のチャンスはピンチヒッターからはじまる場合が多い。臨時の声かけでもいいので、すぐにアプローチできる準備をしておくこと。チャンスは準備している人に、一瞬しか訪れない。

 などなど。
 他にも沢山の学びがありました!
「好き」を追求することは、人間の原動力になるんですよね。嫌々やっていても伸びないけれど、好きなことは多少の苦労でも楽しめる。
 それが人間の本能で、成功法則だと思いました。