冷え症・低体温は大敵
治療院でもとても重要視してる部分です。
体温を上げれば代謝がり痩せやすい体質に
食べ物のお話も良くさせて頂きますが
特に生姜や唐辛子の話は良く出ます。
【唐辛子】は
【カプサイシン】の働きにより【アドレナリン】が分泌され
血流量を増やし流れを良くして体温を上昇させてくれる働きがあります。
アドレナリンは脂肪を分解してくれるホルモンでもありますね。
ただ注意しなくてはいけない事は沢山取りすぎない事！！！
沢山取りすぎれば胃の粘膜を傷つけたり
消化過程では分解されない【カプサイシン】は体外へ排出される過程で
腸も刺激してしまいます。
また発汗作用もあるので汗をかいて冷たい空気に体がさらられ
かえって冷えてしまう事もあります。
ほどほどが一番です。
【生姜】も
生の生姜には【ジンゲロール】という身体を冷やす成分が含まれています
それと同時に生で食べた場合は白血球数が増加し免疫力がＵＰ
細菌類に対し殺菌作用もあります。
風邪の予防を目的とするなら是非、生の生姜を召し上がって下さい
熱がある時や、ほてっている時も良いですね。
ただし、酸化すると成分が4分の１に減ってしまうので
食べる直前にすりおろしたり千切りにするのがお薦めです
保存は湿った新聞紙に包み日の当たらない場所でしましょう
冷蔵庫だと低温障害を起こしてしまいやはり成分が減ってしまいます。
では、体を温める為にはどうするのかというと
生姜は熱を加えると【ジンゲロール】が
【ショウガオール】と【ジンゲロン】という成分に変化します
【ショウガオール】には身体を温める作用と血行促進作用
【ジンゲロン】 には血行促進や代謝の促進さらに脂肪分解作用
があります。
ダイエットや血の巡りの悪い方にはお薦めです
アーユルベーダでは【生姜】は【神からの治療の贈り物】
という別名があるくらいすぐれた食材です。
東洋医学では【傷寒論】の中に
【生姜】は身体を温め働きを活性化させ
代謝を調整し体内の余分な体液の滞りを取り除く
という記述があります。
浮腫みにも良いと言う事ですね
どんな良い食材でも良いからと言って取りすぎると
逆効果になってしまう事もあるので
毎日程々に上手に取り入れていきたいですね。
１日の目安は親指１本分１０ｇ～２０ｇ位です。