Zend Framework その1 - スーパークイックスタート
PHPのフレームワークの続き。
Zend Frameworkをダウンロードして、インストールして、動かせるようになるところまでやってみます。
まず、Zend Frameworkとはどんなフレームワークか検索。
それじゃー本当にライブラリとしてだけ使ってみよう!
フレームワークとしてのその他の機能(MVC等々)は一旦無視しておきます。
ローカルのテスト環境に、以上がそろっているものとします。
以降、Zend Frameworkに関する記事は、全てこの環境を前提として書いていきます。
ダウンロード元ページの一番下、Latest Releaseとある表のzipのリンクからダウンロードします。
その中にlibraryというフォルダがありまして、実際に使うのはこれだけみたいです。
なのでこのlibraryだけを取り出して、ドキュメントルート直下にそのまま突っ込みます。
ドキュメントルートがC:\Apache2.2\htdocs\だとすると、
ファイル名をtest.php、場所をドキュメントルート直下とします。
中には、Zendのライブラリを一つ呼び出して実行する処理を書きます。
数あるライブラリから簡単そうなのを探して、日付処理のZend_Dateを使ってみることにしました。
C:\Apache2.2\htdocs\test.php
このファイルにアクセスしてみます。
http://localhost/test.php
今現在の日時が表示されれば成功。
これで終わり。できちゃった!超かんたん!Zend Frameworkマジ楽勝\(^o^)/
…次からちゃんとやります。
単なるライブラリとして、PEAR(PHPの標準ライブラリ。→http://pear.php.net/manual/ja/)の代わりに使えますね。
必要なライブラリだけつまみ食いして、他のフレームワークに組み込んだり、
フレームワーク無しの設計に取り入れたりしてもよさそうです。
Zendさんは好きに使えって言ってますもんね。
もちろん、このままではいわゆるMVCフレームワークとしては全く使いこなせていません。
というわけで次から、マニュアルを読みながら一から勉強していきたいと思います。
こちらの記事へ続く。→Zend Framework その2 - マニュアルを読んでみる
Zend Frameworkをダウンロードして、インストールして、動かせるようになるところまでやってみます。
まず、Zend Frameworkとはどんなフレームワークか検索。
- ライブラリ集として使える
- 機能同士が依存し合っていない
- だから好きなの使え
それじゃー本当にライブラリとしてだけ使ってみよう!
フレームワークとしてのその他の機能(MVC等々)は一旦無視しておきます。
■環境
- OS:
- Windows7 (なんでもいい)
- Webサーバ:
- Apache2.2.14 (なんでもいい)
- プログラム言語:
- PHP5.3.1 (PHP 5.2.4以上ならなんでもいい)
ローカルのテスト環境に、以上がそろっているものとします。
この環境の構築については、過去の記事Windows7にApache2.2とPHP5.3とMySQL5.1をインストールへ
以降、Zend Frameworkに関する記事は、全てこの環境を前提として書いていきます。
■手順
1.ダウンロード
- ダウンロード元:
- http://framework.zend.com/download/latest/
- インストーラ:
- ZendFramework-1.9.7.zip
ダウンロード元ページの一番下、Latest Releaseとある表のzipのリンクからダウンロードします。
2.インストール
ダウンロードしてきたzipを解凍すると、ZendFramework-1.9.7というフォルダができます。その中にlibraryというフォルダがありまして、実際に使うのはこれだけみたいです。
なのでこのlibraryだけを取り出して、ドキュメントルート直下にそのまま突っ込みます。
ドキュメントルートがC:\Apache2.2\htdocs\だとすると、
C:\Apache2.2\htdocs\
└ library\
└ Zend\
├ Acl\ …
├ Amf\ …
: :
というファイル構成になります。└ library\
└ Zend\
├ Acl\ …
├ Amf\ …
: :
3.動作確認
動作テスト用にPHPファイルを作成します。ファイル名をtest.php、場所をドキュメントルート直下とします。
C:\Apache2.2\htdocs\
├ test.php
└ library\ …
├ test.php
└ library\ …
中には、Zendのライブラリを一つ呼び出して実行する処理を書きます。
数あるライブラリから簡単そうなのを探して、日付処理のZend_Dateを使ってみることにしました。
C:\Apache2.2\htdocs\test.php
// ライブラリを呼び出す
require_once "./library/Zend/Date.php";
// インスタンスを作成する
$date = new Zend_Date();
// 日付を表示する
print $date;
このファイルにアクセスしてみます。
http://localhost/test.php
今現在の日時が表示されれば成功。
これで終わり。できちゃった!超かんたん!Zend Frameworkマジ楽勝\(^o^)/
…次からちゃんとやります。
あとがき
以上のやり方でも一応、Zend Frameworkを使えた!ということにはなるはずです。単なるライブラリとして、PEAR(PHPの標準ライブラリ。→http://pear.php.net/manual/ja/)の代わりに使えますね。
必要なライブラリだけつまみ食いして、他のフレームワークに組み込んだり、
フレームワーク無しの設計に取り入れたりしてもよさそうです。
Zendさんは好きに使えって言ってますもんね。
もちろん、このままではいわゆるMVCフレームワークとしては全く使いこなせていません。
というわけで次から、マニュアルを読みながら一から勉強していきたいと思います。
こちらの記事へ続く。→Zend Framework その2 - マニュアルを読んでみる