『ホットファズ-俺たちスーパーポリスメン!-』のエドガー・ライト監督による青春アクションムービー。ミステリアスな女の子・ラモーナにひと目惚れしたバンドマン、スコット・ピルグリムは、彼女と付き合うために彼女の元カレ7人と戦う羽目になり…。 (詳細はこちら)
原題:SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD
本編:112分
『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホットファズ』の監督、エドガー・ライトの最新作。
今回は原作の「スコット・ピルグリム」と言うマンガの実写化。
内容は、夢に出てきた理想の女の子とバッタリ会ってしまい、お互い惹かれて
付合うかどうかまで恋は発展。しかし、この子と付き合うには元カレを倒さないと
いけない事が徐々に明らかになってゆく。
この映画、ユニバーサル物なので、本編始まる前に毎度お馴染みの
ニバーサルのロゴのムービーが出てくるわけですが、画像はファミコンを
感じさせる荒いドット風で狙って作られていて、BGMもファミコンの音源を
髣髴させられる作りになっていて本編始まる前から この強すぎるインパクト。
笑いをこらえるのに必死だった。
いざ観てみると日本ウケはちょっと難しいかな?と思った。
劇場では笑いがもれていたけど、私にはあまり合わない笑いのツボだった。
ゲームネタは昔のニンテンドーが分かれば笑えるはず。
コナミの人気ゲーム、DDRのパクリ(製作側はオマージュだそうです)で
映画オリジナルで作られたニンジャ・ニンジャ・レボリューション。
タイトル通り、怪しいニンジャが冴えるダンスゲームが登場し、
どの様なシステムだか知らないが、負ける(?)と頭を蹴られて首から頭が
すっ飛んでいた。これは『モータルコンバット』を真似したらしいです。
所々で聞ける“ファイト”、“コンテニュー?”のゲーム音声がどこかで聞いた
事があったので、考えていたらナムコの看板タイトル“だった”『鉄拳』で
使われていた音声だった。『鉄拳』から拝借したとプログラムに書かれています。
この辺のこだわりは好きだけど、残りも もっとバカな方向に行ってもらい
たかったのが正直な思いです。
私の近くに居座っていたシニア(男)がとにかく大声で笑い、笑う所でも
ないのに1人大声で笑っている事もあり、後半なんて字幕を読み上げながら
笑っていた。ここはアンタの自宅か?っと問いただし、うるせ~YO!
っと言いたかった( ´・ω・)y─┛~~~oΟ どんなツラしてるのか
ちょろちょろと見てしまった。このオッサンを筆頭に笑っている人が他にも
いましたが、私は楽しめなかった1人なので沈黙していた。
隣にいた1人で来ていると思われる、私と年齢近そうな女性なんか首が
カックン カックンしていたので退屈のあまり寝ていたのではなかろうか?
この映画、ちょっと期待しすぎたかな( ´・ω・)y─┛~~~oΟ
主演は『スーパーバッド』、『紀元1年が、こんなだったら?!』に
出演しているマイケル・セラ。
『ファンタスティックフォー』のヒューマン・トーチ役のクリス・エヴァンスは
元カレ軍団の1人で登場。
『トワイライト』シリーズのジェシカ・スタンリー役でお馴染みのアナ・ケンドリック、
私は観た事ありませんが、あだち充の『タッチ』実写版で上杉兄弟を演じた
斉藤兄弟もチョイ役で登場。その名もカタヤナギ・ツインズ。
海外コミックで思いつきそうな名前ですね( ´・ω・)y─┛~~~oΟ
満足度:★★☆☆☆
映画ファーストデイで¥1000だったからまだ良かったかな