http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a4%ac%a4%f3&k=201205/2012052501031


「がん患者が診断後に失職する割合は、被雇用者では4分の1に上り、自営業者と比較して高いことが、山形大医学部の調査で25日、分かった。仕事に復帰した患者は自営業者が58.9%なのに対し、被雇用者は43.0%。依願退職や解雇により失職する割合は、派遣や契約などの非正規雇用の人では4割近くを占め、正規雇用の人に比べ高い傾向があるとしている。
 がん患者の就労状況や社会復帰に関する本格的な調査はこれまで例がなかったという。調査に当たった山形大の学長特別補佐を務める嘉山孝正国立がん研究センター前理事長は「医師は会社に病状を説明する役割があり、会社としても(就労支援の)制度設計をする必要がある」と述べた。(2012/05/25-21:19)」