親子アンサンブル・2 | 主夫の、-Villa-

親子アンサンブル・2

今週、ピアノのレッスンの時に、先生が仰った。

「練習してますか?」

僕は素直に答えた。

「まだです」
「楽譜を確認しただけです」
「“合わせ”なんてまだまだ」

すると先生は、ビックリしてから眉間にシワを寄せた。

「え! 大丈夫ですか? 『大取』なんですから!」

グサリと釘を刺された。

ヤバイ。
非常にヤバイ。

ところがである。
やっぱり「毎日、練習する習慣」がある、
吹奏楽部の長男と次男は違う。

「僕は練習してるよ」と、
長男は平然とした顔で答える。
「装飾音が難しいよなぁ」などと、
したり顔で言い退ける。

次男はまだ練習してないようだが、
楽譜だけは見ているようだ。

二人とも定期テストは終了し、
「懇談」というハードルがあるものの、
冬休みまではフリーな状況である。

それをやるばっかりの状況だ。

…ということは、一番遅れているのは僕か?
おぉ、更にヤバイではないか!

僕も楽譜は見たけれど、精査まではしてない。
SSWで音源を作ってはみたものの、
シッカリと聴いた訳ではない。

おまけに、トロンボーンの吹奏状況も
1年前の、始めた頃に比べたら上達しているが、
まだまだである。

ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。
でも、しかし、ここで焦ってはいけない。

「土曜日の、楽団の練習の時に合わせるか」なんて、
長男はのたまっている。

僕も一番問題は、3人の息が合うかどうか、
この曲の呼吸に3人が同期できるか、である。

言ってみれば「縦の線が揃うかどうか」が、
キーポイントなのだ。

長男はこう宣言した。

金管楽器というモノに興味を持ってもらえる、
そんな演奏をしなきゃ!


…うむ。
含蓄がありますなぁ。

長男は、アーティキュレーションまでは
キッチリ表現するからと張り切っている。

既に、気後れしているpapaであった。

…やれやれ。(-_-;)