こんにちは。医療法人・クリニックに強い中央区の税理士、日本橋中央税理士法人代表・塩谷満です。



介護大手のセントケア・ホールディングは施設介護と在宅医療を一括提供するサービスに参入します。日帰り介護(デイサービス)などを手掛けるサービス拠点で医療行為が伴う訪問看護サービスも同時に請け負います。利用者の状態を把握しやすくすることで医療・介護サービスの質を高めるとのこと。



2012年の介護保険制度の改正で新設された複合型と呼ばれるサービスとなり、介護大手ではメッセージグループに次ぐ2社目。セントケアは13年12月に和歌山市に複合型の拠点を開き、15年度末までに全国10カ所まで拡大。料金は1カ月単位の定額制で、最も重度の要介護度5の利用者で月額約3万円。15年度で6億~7億円の売り上げを目指します。



施設介護は従来、デイサービスとショートステイ、訪問介護にサービスが限られ、看護師が利用者の自宅を訪問して注射などの医療処置をする訪問看護は提供できませんでした。施設介護と訪問看護で事業者が異なるため、利用者の状態に関する情報を共有できないことなどが課題となっていました。



医療費抑制のため、政府は長期入院から在宅医療にシフトする政策を進めている。セントケアは退院後に在宅で定期的な医療処置を必要とする需要が高まるとみています。



4月4日 日経新聞より



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