1歳の弟のために用意した『いないいないばああそび』を未だに独占している長女(今年で5歳)。

 

何がそれほど面白いのか(←ちょっと失礼な言い方です、すみません)。でも彼女には彼女なりの魅力を感じているのでしょう。

 

絵本には、文字の量や内容によって、おすすめの年齢というものが大体表示されています。福音館書店の本などには、裏表紙に明確に記載されていますよね。

こうした表記は、初めてその本を手に取るときの目安になり、絵本選びの参考になります。

 

ただし、やっぱり目安は目安。

 

3歳で年長レベルの絵本を喜ぶ子供もいますし、反対に赤ちゃん絵本が大好きな幼児もいます。

 

長女は↑のどっちも当てはまります。

 

ちょっと背伸びした本も好きで、でも、赤ちゃんの頃に読んでもらった本も好き。

 

おそらく、絵本を読み聞かせしているご家庭では、共感していただけるのではないかと思います。

 

何度も何度も同じ本を読みたがり、親としてはちょっとウンザリ・・・という事がありますよね。

何で子供は飽きないんだろうか?と。

 

散々読んだ本なのに、結末も当然知っているはずなのに、繰り返し読む。

不思議でなりませんでした。

 

でも、読み聞かせを聞いている子供をしっかり観察すると面白いんです。

目をあちらこちらに動かして、何か面白い発見はないか?ときめくものはないか?と必死に探し回っているのです。かと思えば、ひとつの絵をじーっと見つめて、まるでその絵を小さな瞳に焼き付けるかのようです。

 

大人は、絵をパッと見て、理解した気になっているのですが、

実はそれほどしっかり見ていないように思います。

 

年齢のわりに幼稚な絵本を読んでいるなぁ・・・と思うこともあるかもしれませんが、

赤ちゃんの頃は見て聞いて喜んでいる(受動的)のに対して、

幼児になると、描かれた内容をもっと深く読み取ろう(能動的)としているのだと思います。

 

年齢が変われば読み方も変わる。とても当然のことです。

ジブリの映画は、子供が見ても大人が見ても面白い。

 

さすがに赤ちゃん絵本は大人が見ても・・・・という感じはありますが、

まだ幼い年齢の子どもならば惹きつけられるものが大いにあるのだと思います。

 

 

いずれにしても、ひとつでも多くお気に入りの絵本と出会えたことは、とても喜ばしいことですよね。

 

 

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