西南戦争・政府衝背軍上陸の地
こちらも熊本史跡巡り旅行の思い出です
熊本県八代市の二見洲口町。
海沿いで。
山沿いの。
ここに。
ひっそりと碑が建てられています。
西南戦争・政府衝背軍上陸の地。
西南戦争の際の政府軍には正面軍と衝背軍(別動隊)がありました。
この二見洲口からは衝背軍が上陸し、まだ薩摩旧士族軍に包囲されている熊本城を目指したということですね。
明治十年(1877年)三月十九日午前七時、参軍黒田清隆の率いる政府最強の衝背軍が洲口、日奈久沿岸附近一帯に風雨の中上陸作戦を開始した。上陸を許した薩軍は反撃する事なく、県北、人吉、宮崎方面に敗走を余儀なくされた。政府軍が衝背作戦の根拠地に洲口方面へ指向したのは地理的に軍事戦略的条件が整い可能と判断し洲口海岸に上陸した(西北方海上)
~碑文より~
二見郷土史愛好会という方々が、2001年に建てた碑のようです。
個人的に、正面軍とか正規軍よりも、衝背軍や別動隊という響きに惹かれます
近くには単線の肥薩おれんじ鉄道の線路が通っています。
この時も踏切のある景色に惹かれたのでした・・・。
踏切マニアなんだろうか私・・・