典厩寺
先月訪れた、川中島近くでもうひとつ訪れた場所があります。
典厩寺。
川中島合戦記念館があるということでしたで、行ってみました。
この山門は、松代藩主三代目・真田幸道の御霊屋の門を移築したものだそうです。
真田幸道の御霊屋、というのは、長国寺にある開山堂のことのようですね。
私が訪れた際は無人でしたので、門をくぐって左側の受付のようなところに拝観料を置いて見学させてもらいました
本堂。
典厩寺はもともと鶴巣寺という名前だったのですが、松代藩主になった真田信之が寺号を改め、典厩信繁の菩提と武田・上杉両軍の戦死者を弔ったんだそうです。
こちらが、武田典厩信繁公の墳墓。
武田典厩信繁は、激戦だった第4次川中島の合戦(八幡原の戦い)で討死した、武田信玄の弟です。
このあたりが陣営地だったそうで、奮戦の末、この付近で討死したとのこと。
懐古の碑。
お寺でいただいた説明のリーフレットには“甲越弔魂碑”と書かれています。
碑の下方、向かって右が“謙信の力試しの石”、左が“信玄の庭石”があります。
この碑は、川中島合戦350年祭が行われた、明治39年に建てられたとのこと。
今年は川中島合戦(第4次)から450年ですから、100年前に建てられたんですね・・・。
ということは、典厩信繁さんが亡くなってから450年目ということでもあるんですね・・・
石碑はわりに立派ですが。
車のガレージかと思いました
自分で照明のスイッチを入れて見学します。
典厩信繁が使用したという甲冑や刀や扇子、直筆、肖像画や、武田信玄自筆、その他武田軍が使用した火縄銃などなど、価値がありそうなものが展示されているのに、保存というか展示環境があまりよくないように思いました。
もったいない
典厩寺前の、千曲川沿いの堤防の上からの景色。
そうそう、山門の写真を撮ってる時に、脇の道路工事の誘導警備員をしていた方に声を掛けられまして。
松代はもう行った?長国寺のほうがココより良いよ、などプチ情報を教えていただきました
長国寺も惹かれたのですが、諸事情により(主に時間と体調の問題)訪れることができなかったので、リベンジリストに加えることにしました
また行きたいな~