猫の人 | カトーコーキブログ 漫画・音楽・生きづらさ

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『山で暮らせばいいじゃない』を「本当にあった愉快な話」/竹書房にて連載中。
『そして父にならない』をイースト・プレスのウェブメディア・マトグロッソにて連載中。

友人に、自分がやっていた店の残りカスをあげたら、お礼にとライブチケットをもらった。

本日、新宿ロフトで行われたライブイベント、【NIGHT ON THE PLANET!】
 10TH ANNIVERSARY SPECIAL
のチケットである。

出演は、
eastern youth × KING BROTHERS

この時点で既に最高である。


eastern youthは、最近観に行ったばかりなのだが、やってほしかったカバー曲『たとえば ぼくが死んだら』の演奏が始まった時には泣けた。


その後のKING BROTHERS、15〜16年前、デカいホールで観たっきりで、ライブハウスでは観たことがなかったのだが、素晴らしかった。

猫の人(マーヤ氏をボクはそう呼んでいる)が、
「ダイブ禁止の新宿ロフトでダイブ!」
と叫んで、フロアーの客の上にダイブ。
「落とすな」
「落とすな」
と叫びながら客に運ばれ、
「戻して」
「戻して」
と叫んで運ばれ、ステージに戻る。

その後もギターを弾きながらダイブし、客に支えらながら、客の上に立ち上がりプレイしたりしていた。

かっこいいのだが、同時にとても面白くて爆笑してしまった。

途中、eastern youthに憧れて、eastern youthみたいな曲を作ろうと思い作ったという曲を演奏した時は感動した。

最後には、ケイゾウ氏がフロアの真ん中を開けさせ、ドラムやマイク、そしてメンバーが移動。
フロアの真ん中で客に囲まれながらの演奏。

その最中、猫の人がギターを置き、
「ギターから解放されたギタリストの身体は宇宙になる!」
と叫び、また客の上へ。
演奏するメンバーの周りを客に運ばれながらぐるぐると回り、叫ぶ。
落とすわけにはいかないと、ボクと友人も猫の人を運んだ。

最後の最後、客の上に立ちながら、eastern youthに憧れてきたエピソードを披露し、ライブは終わった。


最高にかっこよくて、最高に笑えて、最高に楽しかった。


猫の人、素敵な時間をありがとう。



そして、今回も、何も出来ていない自分に失望。


やらにゃあダメよ。

自分が自分を嫌いになる。
自分が自分を許せんくなる。