夏フェスに夏目漱石が出演! | 真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

夏フェスに夏目漱石が出演!

夏フェスに夏目漱石が出演!


真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

 

すっかり夏の風物詩となった

ロックフェスティバル。

 

国内だけでもいろんなフェスがありますよね。

 

そんな中、知っている人も多いかと思いますが、

ドミューンがおもしろいフェスを開催しようとしています。

 

詳しくはこちら のサイトで確認して

欲しいのですが、、、

 

夏目漱石

 

が、第一弾出演アーティストとして発表されました(笑)

 

種明かしをしてしまうと、

東大医学部に保存されている本人の「脳」が

特設ギャラリーに展示されるのだとか。

「脳」を共有することで、夏目漱石の哲学を

再認識しようというコンセプト。

 

ギャラリータイトルも秀逸で、

 

「NATSUME SOSEKI / THE UNIVERSE

 

と名付けられています

 

アイディアだけでなく、コンセプトの見せ方から

ネーミングまでセンスを感じますね。

 

ヘッドライナーとして持って来て、

第一弾アーティストとして発表したというところも

見過ごせない点です。

 

見せ方や順番によって、印象がだいぶ変わりますので。

 

しかも、夏目漱石に続くアーティストたちも

だいぶ豪華です。

 

ライブ演奏者は、

 

大友良英にMERZBOW、非常階段、不失者。

それに、アシュ・ラ・テンペルの
マニュエル・ゲッチングもでますね!

DJ陣も手を抜きません。

ケンイシイやテイトウワ、
TOKYO No.1 SOUL SET
の川辺ヒロシも出演します。

それで、入場料が「無料」というから
なかなかユニークな試みです。
(*入場するには、インビテーションが必要みたいです)

別にこのフェスの告知をしたいわけではないですが、
きっとあなたの活動の参考になると思いますので、
紹介させて頂きました。

ぜひチェックしてみてください。

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

さてさて。

今日は、先日のブログで引用した
ダニー・ボイルのコメントから

「アーティストの幅広さ」

についてお話しようと思います。

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専門家 VS 何でも屋

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「専門家」と「何でも屋」のどっちになりたいですか?

とお聞きすると、多くの人は「専門家」になりたいと
答えるでしょう。

「何でも屋」は中途半端で、器用貧乏。

そんなイメージがあるのに対し、
「専門家」はひとつの事を掘り下げている
エキスパート。

かっこよくてできるやつみたいなイメージが
先行して「専門家」への憧れが強いのでしょう。

特に職人気質な技術屋さんに
専門家傾向がみられる気がします。

しかし。

バカの一つ覚え

という言葉もあるように、「専門家」は
一つのことしかできないとも言えます。

もっと言えば、自分の分野のことしか知らないし、
自分のフィールドでしか話せないのです。

戦後、モノがない時代には「専門家」の力も
必要でしたし、彼らの努力のおかげで
今の僕たちが存在していることも確かです。

ただ、、、

時代は変わりました。

モノは溢れ、情報も氾濫しています。

日本でふつーに暮らしていて
足りない物はほとんどありません。

こういった背景を踏まえて、「無」から「有」をクリエイトする
僕たちは1つの専門的なスキルを身につける
だけではこれからの時代を生き抜いていくには
不十分となりました。

一個人のアーティストとしての成功もそうですが、
業界の現状を考えた時に、いろいろな分野を活発に動き回り、
異質なものを取り入れ、イノベーションを起こす必要があるからです。

そして、ダニー・ボイルの指摘する「アーティストとしての幅広さ」
というのは、実はこういった自由度の高さ(移動力)を指している
と、僕は解釈しています。

要するに、1つのところに留まらない身軽さ、
知的教養、感性、時代を読むセンス、バランス力などと
いったものこそがこれからのアーティストやクリエイターに
求められている資質だと僕は感じています。

具体的な話をしてみましょう。

技術屋さんと言えば、例えば
WEB
系のデザイナーなんかいますよね。

彼らに依頼する時に、頼みやすい人、頼みにくい人、
頼んでみたいと思う人、頼みたくない人を分つ重要な要因が、
先ほどあげた「幅広さ」であると思います。

どんなに技術力があって素晴らしい人であっても、
使っている言葉や単語が専門的すぎて言っている事がわからない、
それにそもそもコミュニケートしようとせずに話が噛み合ない、
といった経験がよくありますよね。

だからこそ、いま、僕らに求められているのは
相手のフィールドにリーチできる幅広い素養や
柔軟性であると思います。

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I
型人間とT型人間

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I
型人間、T型人間、Π型人間という言葉があります。

先ほどお話しした「専門家」がI型人間。

何でも屋がT型人間になります。

縦軸が専門性を表わし、横軸が幅広さを
表します。

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法


真のアーティストになり時代のカリスマになる方法



特定の分野のスペシャリストがI型の人材ですね。

究めたとして、楽器屋の店員やスタジオミュージシャンに
行き着くと思います。

一方、T型の人材はリーダーなどに向いています。

コミュニケーション力に優れ、グループ内、
グループ外の交流や調整もできる人。

音楽の分野で言えば、いろいろな楽器をこなすだけでなく、
プロデューサー的なこともやってしまう
トッド・ラングレンみたいなマルチアーティストです。


真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

横軸が長いので、幅広いジャンルに
精通しているという特徴もあります。

さらに、T型のアーティストを進化させた
Π型アーティストこそが、僕が常日頃提唱している
「真のアーティスト」です。


メジャー/インディーということにも拘らないし、
アーティスト活動をしながら作家もやったり、
映画監督をやったり、投資をやったり、講演をしたり、、、

縦横無尽に動き回れる人ですね。

いい意味でこだわりのないアーティストです。

ドミューンを主催している宇川さんも

活動が多岐に渡っています、、、

グラフィックデザイナー映像作家VJ現代美術家
クラブオーナー、文筆家、パーティーオーガナイザー、
レーベルオーナー、大学教授、サウンドディレクター、
サウンド・システム構築、ファッションブランドディレクター、、、
などなど。

僕自身も未だに周りから何をやっているのかよくわからないとも
言われますし、相手や状況によって説明する表現方法が
変わってきます。

特に意識していていたわけではないのですが、
自然とこうなってきました。

真のアーティストになり時代のカリスマになる方法

深い専門性をいくつも持てるΠ型アーティストの創造力は
凡人には理解できません。

自分の土台が盤石なので今回紹介した
おもしろい企画が打ち出せ、
多くの人に支持されるわけです。

間違いなく今、求められている人材はこのΠ型人間であり、
僕たちが目指すべきところだと思います。


Π型アーティストになるためには、
幅広い教養を身につける必要があります。


「専門」学校に通って専門的なスキルを身につけていても
その他大勢にカテゴライズされて終わりです。

日頃から自分の土台作りということを意識して、
いろいろなことに興味を持ち、自分を高める訓練を
怠らないことが大切になってきます。


しかも見落としがちなのが、自分に関係のあることや、
興味のあるものしか見ようとしないという点です。

いつも同じ考え、同じ行動をしていませんか?

広い世界に飛び込むためにも、たまには普段選択しない方を
選んでみるとまた違った道が出来てくると思います。

それでは、長くなってしまいましたが、
今日はこのへんで。

ありがとうございました。


島田

PS:

時代を象徴しているので、
ドミューンが主催するフェスのコンセプトを
引用します、、、

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ソーシャルメディアの夜明けと語られる2010年

 
DOMMUNE
従来の放送」「出版 そして
広告とい概念やそのフォーマットが破綻していく
 現代においてライブにおける動画配信の実験を重ね
新たな視覚コミュニケーションの可能性を 

日夜革新的にあぶりだし続けています

このフェスは1030代の若者に絶大な支持のある
川直宏率いるDOMMUNE
更なる情報発信の進化形を提案する
全方位カルチャーフェスティバルです
 


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メインストリームだけではなくサブカルチャーにもスポットを当て
リアルとバーチャルの体感を共有するイベントを開催します

 

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