吹き抜けも良いけど、さらにコミュニケーションが可能な間取りがありました。
・・・・・・・それは スキップフロア です。
スキップフロアとは・・・
例えばリビングやキッチンなど2~3段ずつの段差をつけて変化をもたらす手法です。
傾斜地や車庫の上や工法によっては基礎を有効利用して構成することも可能です。
スキップフロアーは各階を見通せる設計が多いので、
より家族とのコミュニケーションが可能になります。
メリット
■空間に変化をつけることができる
■実際の面積以上の広がりが感じられ、
開放的な室内空間になる
■家の中に上下の段差を生じることで、
各居室の独立性を持たせることができる
■中2階などに天井の低いスペースを
収納の確保(ミサワホームの蔵のある家 住友林業のpluskip )
など広い空間も可能
デメリット
■階段が大きな段差となってしまうため
将来の老後を考えると難しい
■床の段差は構造上解消することが難しく
自由な間取りに変更しにくい
■構造が複雑になり、建築工費が割高になる。
ただ、ここで問題が・・・
我が家の場合は、平坦地なので、2台分のガレージの上に中二階を
持ってくる方法になるのですが、そうなるとガレージの真ん中に
補強の柱がほしいところです。(木造の場合)
また、中二階をフリースペースとして利用するとリビングから
丸見えなので、考えようによっては、生活感が
出てしまうことにもなります。
これはあくまで個人的な感想ですが、スキップフロアに関しては、設計士によって、好き嫌いがハッキリ分かれていたような気がします。
スキップフロアが得意な設計士は、傾斜地などの条件などとは関係無しに推奨するのですが、逆に 慎重な設計士も多かったです。
スキップフロアを、高低差のある土地などの悪条件の苦肉の策として
考える人、空間の遊びとして捉える人。。。
様々な考え方が垣間見えた スキップフロア・・・
コミュニケーションの取りやすさと生活感の排除・・・
この矛盾する2つの難問で我が家はさらに 間取りの迷路から抜けられませんでした
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