パピーリナックスのメールソフト | パピーリナックスをはじめよう

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パピーリナックス(Puppy Linux)のプロモーション

パピーリナックス(Puppy Linux)には SeaMonkey、あるいは最新版パピーの571JPではOperaが組み込まれている。SeaMonkeyやOperaは、Webブラウザであるとともにメール機能を持っている。これは手軽でよいのだが、これをメインのメールソフトとして本格的に運用することはお勧めしない。

なぜかというと、取り込んだメールは SeaMonkey の場合 /root/.mozilla/seamonkey/*.default/Mail、Operaの場合 /root/.opera/mail に置かれる。この場所は「パピースペース」の一角で、 pupsaveに保存される。メールには大きなファイルも添付されていたりするので、pupsaveをすぐにいっぱいにしてしまう。pupsaveを広げることはできるが、どうせまたいっぱいになってしまう。

では、どうすればよいか。4つの方法を提案。

第1、gmail や hotmail などのWebメールサービスを使う。

第2、メールボックスを /mnt/home/Mail などに作る。/mnt 以下は pupsaveには含まれないから、pupsaveのサイズに関わりなく、ディスクの容量の範囲で使える。

Sylpheed 電子メール・クライエント ではデフォルトで /root/.Mail にメールボックスが作られる。これを /mnt/home/Mail などに変更する。

Seamonkey や Thunderbird では、各アカウントのサーバ設定でメッセージの保存先を指定できる。
参考リンク: メールのサイズが大きく、引越しが大変です(パピーリナックス日本語フォーラム)

第3、ポータブル SeaMonkey や ポータブルOpera や Thunderbirdなどを /mnt/home 以下などに置いて使う。
ポータブル・Webブラウザ
ポータブル Thunderbird

第4、/root/.mozilla などを /mnt/home/puppy/.mozilla などに移動し、/root/.mozilla は、それへのリンクとする。

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