パピー用語集: RAMモード | パピーリナックスをはじめよう

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パピーのシステムは「パピーSFS」というひとつのファイルにまとめて収められている。このファイルは書き込み不可。変更部分(差分)は書き込み可能な別ファイル、pupsaveファイルに収められる。


「RAMモード」とは、pupsaveを用いないでパピーを起動することを言う。変更のない、パピーの素の状態で動作する。アプリをインストールしたり誤操作によってパピーのシステムがおかしくなったとき、RAMモードで起動すれば最初の状態になる。


パピーをRAMモードで起動するには、パピー起動時にオプション'pfix=ram'を加える。パピーリナックス日本語版CDには「RAMモード」が起動メニューに現れる。Grub4Dosをブートローダーにしたときも、このメニューができる。


本家(英語)版などでメニューが現れないときは起動画面で 'puppy pfix=ram'と入力する。ただし本家版は英語キーボードを前提としている。日本語キーボードでは'='は、その隣の'^'の位置になる。


Frugalインストールでない「FULL」インストールではRAMモードで起動することができない。FULLインストールが推奨されない理由のいちばん大きな理由がこれ。


また pupsaveをファイルではなくパーティション全体に保存するとRAMモードで起動できない。