もう年だから・・・
なんて言葉を30代のひとから聞くとビックリします

「これからは下り坂だよ・・・」などと嘆く必要は全然ありませんってば


もしかしたら
児童期、青年期は次々と獲得する一方だったのにこれからは失っていく一方だと
思いこんでいませんか


そんなことはありません


確かに身体的には老化というと衰退を意味しますが
心理的・社会的には衰退するわけではありません


ただ変化を続けていくだけです


これまでを思い返してください



成長といっても実際は何かを得て
何かを手放す変化の繰り返しでした

初恋があれば失恋があり、入学した後には卒業があり、獲得したかと思えば挫折や失敗で失いましたよね

その繰り返しでした





そしてその変化こそが今となってみれば最も懐かしい思い出です

自分をつくってくれた出来事ともいえます

切ない思い出こそが、いまも光っていたりするものです





これからもいつか、パートナーを失ったり、
60代になれば仕事を失ったり、変化は続きます

でも忘れてはいけません

失うだけではないのです
獲得もしていきます



心理学では「コンボイ・モデル」という考え方があります

人は誰しも生きていくうえで周囲に守ってくれる護衛艦=コンボイを持っている、という理論です

あなたのコンボイを今思い出してみてください


同僚だったり、先輩だったり、パートナーだったり
でもそのメンツはどんどん年を追うごとに変わってきましたよね

これからも誰かがいなくなっては誰かが入ってきます






確かに強い絆の人もいれば弱い絆の人もいるでしょう

すぐそばで支えてくれる人もいれば、みえない遠くから護衛してくれている人もいます

入れ替わるのはあたりまえ

なにも悲観することではありません




切なさも

歓びも

たっぷりと味わっていきましょうよ













「大切な人を亡くしたとき、ベイマックスはやってきた」

ベイマックスを4DXで観てきました











タイタニックでも泣けなくて
ドラえもんでもドラ泣きできず

「石の心だ、わたし」と自分を心配してきましたが

ベイマックスは号泣でした

ほっと一安心です




















他の人たちみたいに抱擁写真撮りたかったけれど

好きすぎて撮れませんでした・・

でもベイマックスはだまってみつめてくれていました


ベイマックス・・・