続きです。
QHHTセッション3回目、前世2人目~。


鈴や太鼓を打ち鳴らすような、賑やかな音がする。
行列が練り歩く。人が集まっている。
宗教的なお祭りか、祝い事、もしくは巡業・巡礼のイメージ。

私は色鮮やかな衣装を着ている。
色とりどりの布、毛皮や鳥の羽根飾り。
顔にはお化粧。赤い紅、濃いアイライン。

お祭り?の中心人物らしい。
まだ10歳以下の子ども。たぶん女の子。

崇められているような感じがする。
ダライラマとか、ああいう系統の生き神様を彷彿する。
でも、ちょっと文化が違うかな。化粧をしているから女の子だと思うし。



場面が変わる。

御堂のような場所。
私はてきぱきと何かの儀式を執り行っている。
右手に金色の道具を持っている。
棒状の持ち手があり、両端に丸いパーツがついている。
丸いパーツは格子状か、網状になっている。

難しそうな儀式を淡々とこなしていく。
日常的にやっているみたい。
子どもだけど大人びている。


また場面が変わる。

夜。寝所に向かう途中、誰かに拉致された。
周りの人が助けを呼びにいったけど間に合わない。
私は何が起きたか分からないまま、物のように袋へ詰め込まれて…


雨が降っている。
よく分からないけど、深い山か谷間のような場所にいる。
ぼんやりしてハッキリ分からない。

自分の姿は見えない。
雨が降っていて、周りがビショビショしている感覚と、どんよりした暗い灰色の空が見える。
でも、本当に見えているのか分からない。

ハッキリしないけど、鼻や目を潰されている気がする。
この子が誰だか分からないように、できるだけ顔を傷つけられ、人が来ない場所に投げ捨てられた。


ビショビショした感覚は、雨じゃないかもしれない。
傷から流れ出た血だまりとか、そういう…


私は虫の息で、ただただ呆然としている。



Heleneさんの誘導で「今の気持ちや考えていること」を聞かれる。

「痛いです」

鼻から泣き声が漏れた。
涙が止まらなくて、両耳のくぼみに水たまりが出来そう。くすぐったい。

苦痛に入り込むと、Heleneさんは即座に引き戻してくれます。
ですが、現世shinnoの意図を汲み(事前カウンセリングで話し合い済み)何度もその場面へ行き、私の思考や意識を掘り下げていきました。


もともと、今回セッションを受けた動機がちょっと特殊なので。
QHHTセッション3回目①参照)
Heleneさんがキツイ場面ばかり攻め立てるドSセラピストな訳ではありません。
ヒプノに興味ある方~ 怖がらなくても大丈夫ですからね☆★



この時の私の思考や意識。
ドブ攫いするように、突つきまくったんですけど。

ないのです。
痛い以外の気持ちも思考も、何もない。

「痛い…… 痛い…… 痛いよ………」

これしか出てこない。
あとは、か細いすすり泣き。
泣き声よりもっと力の無い、ふー…すー…と弱々しく息をしている。



重い話が続いてすみません~

そうそう。
何度も「痛い」と言ってますが、肉体的な痛みは全くありません。
心配ご無用です(・ω・)

続きます。