ヒプノセラピー(QHHT)の体験談です。

誘導が始まってすぐ、2人の人影がちらつき出しました。
男性と女性。生まれも育ちも正反対の2人。

非物質の誰か(潜在意識?=内なる神?)に「どっちから先に見る?」と言われている気がします。

いやいや、まだ誘導が始まって1分も経ってないですよ?
手順通りに集中させてくださいよ。

「もう~!」

非物質側では、とっくに準備が出来ているらしく、早く先に進めたくて仕方がないみたいです。なんてせっかちなんだ!

見えて来た光景は……

***

私は、堅い石畳の上に立っていました。
すぐ近くに海がある気配を感じます。
小さな港か、船着き場の前で、私は船を待っているみたいです。

足元は、長いドレス。生地はベルベットでしょうか。

茶髪が複雑に編み込まれ、後ろでまとめられています。
前髪は、眉毛より上でぱっつんに切られています。

白いやわはだ。少々ふくよかな女性です。
ふくよかと言っても、当時の普通体型だったみたいです。

適齢期の若い娘から中年に差し掛かるくらいの年齢でしょうか。
人名か地名か分かりませんが、フランチェスカもしくはフランチェスコという名前が浮かびました。

侍女のような女の子を伴っています。
彼女は無言ですが、不安そうに私の顔色を窺っています。

私は逸る気持ちを抑えながら、船が来るのを今か今かと待っています。
早く早く…

私には行きたい場所がある。
どうしても会いたい人がいる。

今日こそは必ず…!

続きます。

***

変性意識の領域で見聞きしているので、実体がどうなっているか分かりません。
解釈(フィルタ)次第で、見え方も考え方も変わるし、個人差があると思います。
他所の情報と違うとしても、私には判断できかねます。責任も取れません。
くれぐれも鵜呑みにしないでくださいね。