人間にとって酸素は不可欠なものです。酸素がなければ生命を維持できませんし、欠乏すれば身体は疲労し集中力低下などの事態を招きます。逆に酸素が潤沢に供給されれば、細胞でのエネルギー生成が活発になり、活力が高まるといわれています。

 進盟ルームと酸素カプセルは、この酸素の力を利用してはいますが、全く目的も方式も違います。


 酸素カプセルはサッカーのデービッド・ベッカムをはじめとする各競技のトップアスリートの利用で知られています。カプセルの中を加圧して高濃度の酸素を送り込むシステムで、スポーツ選手は主として疲労回復や故障個所の早期回復を目的にしているようです。

 

 

 

 進盟ルームの方はドーム内の気圧を下げて元に戻す復圧を繰り返すことで、細胞が一気に酸素を取り込む状況をつくるという考え方です。ドームのベンチシートに座ったり、横になったりしての読書やイヤホンでの音楽鑑賞などで、くつろぐこともできます。いわば普段と変わらない生活環境下で多くの酸素を摂取しようとする方式といえるでしょう。

 

 酸素の中には体を酸化させる活性酸素もわずかながら含まれるといわれます。活性酸素は交感神経優位の状況で発生しやすくなることも指摘されていますが、リラックスできる進盟ルームでは副交感神経が優位に働いて活性酸素を抑えると考えられています。進盟ルームではまた、入っているだけで体温が上がることも実感できます。低体温の方も含めて進盟ルームに一度、いらっしゃってはいかがでしょうか。

(ダイヤルM)