勉強とは考えること | 新米塾講師の苦悩

勉強とは考えること

勉強とは何だろうと常々思う。


特に受験のための詰め込み。


以前にも書いたような気がするが、自分自身そんなに高い学歴があるわけではない。


中学受験も経験してないし、高校だって公立。


受験勉強らしいものをしたとすれば高校3年の夏休み以降の半年くらいなものか。


でも子供のころから考えることは好きだった。


勉強をしていて、丸暗記ということはあんまりなかったとおもう。


なぜそうなるのか?ということがわからないと覚えたくなかった。


答えを導く理由付けができなければ、理解したことにはならない。


これはこうなる。といったなにも考えずに、覚えると言ったことは


ほんとに最終手段だった。


だから無理やりでも自分なりになにかと理由をつけて覚えた。


暗記なんて日々繰り返してれば誰でもできる。


あとはその人のキャパシティの問題。


誰だって言葉を喋れる。これは小さい頃から繰り返し使っているからにすぎない。


だから言葉というものを覚え、喋れ、読め、書けるようになる。


とにかく考えること。


それが大人、社会人になり、何か問題が起こった時、


例えば、仕事でトラブルになった・どうやってこの新商品を売り出そう・


など色々あるが、


子供のころから色々考える癖


また考えることによって発達した脳が、その時に色々な考えをだしてくれる。


ところが、子供のころ考えることをしなかった人は、


大人になった時も考えるということをしないので、なにも解決しない。


またその時だけ真剣に考えたとしても、考える幅・領域・引き出しが少ないので、


解決方法も毎回一緒、という具合になる。


最近の子供は読解力が落ちていると、新聞に書いてあった。


国語だけではなく、全ての教科においてこれから読解力の向上にむけプログラムを組むと。


読解力とは


考えること。


それが勉強だと思う。