精子は何からできているのでしょう。
こんにちは

馬場聖鍼堂 男性不妊担当の鍼灸師 万木祥太郎です。
今年もプレゼントさせて頂いている子宝朝顔の種です。
昨年当院で収穫した種の中から
とびきり大きいサイズの種を選別させて頂きました

GW開けが種の蒔き時ですよ。
なぜ子宝朝顔と言われるのか、由縁が気になる方は
お気軽に聞いて下さいね~

先日の新聞に
精子が卵子を見つけるための目印になる
タンパク質がみつかった
という記事がありました。
このタンパク質
ローマ神話の結婚と出産の神にちなんで
「ジュノー」と名付けられ
精子にある「イズモ1」というタンパク質と
結合することで受精するということです。
ちなみに「イズモ1」は
2005年に発見されたタンパク質で
縁結びの神様にちなんで「イズモ1」という
名前が付けられたそうです。
この「イズモ1」に加えて「ジュノー」が発見されたことにより
不妊治療にも役立つ可能性があるということです。
日進月歩の最新生殖医療
今後の研究に期待したいですね

ということで
今週は精子について少し東洋医学的な
話をさせていただこうと思います。
今回は特に“精子”という漢字に着目してみましょう。
“精子”という字は“精”と“子”という
2文字で構成されていますね。
東洋医学で“精”というと
人間の身体を構成するために必要不可欠なモノで
“気”に変化して生命活動のエネルギー源になるモノです。
(“気”は元気みたいなものと思っておいて下さい)
そして、“精”は、「先天の精」と「後天の精」に
分類できます。
「先天の精」は、両親から受け継がれるエネルギーで
成長や生殖を主り、「腎精」とも言います。
言わば命の源です。
一方「後天の精」は、飲食物から得られるエネルギーで
生命活動を行い、維持するために必要なモノです。
“精子”の“精”は、
「先天の精」=「腎精」を指します。
つまり、“精子”とは「腎精」の子供
命の源の子供
なんですね。
男性不妊で悩まれている方は
この「腎精」が弱っているという方が
とても多いです。
ですので、当院の東洋医学的な不妊鍼灸治療では
この「腎精」を思いっきり助ける治療をしていきます。
東洋医学では
親が元気になると、子も元気になると考えます。
だから精子も元気なるんですね

「ジュノー」と「イズモ1」が結合することで受精する
というと科学的な印象ですが
このように東洋医学的に考えて
男性と女性の命が出会うことで受精する
と考えると神秘的でステキ
ではありませんか
ではありませんか
体外受精や顕微授精などの最新生殖医療(ART)を行っていると
どうしても機械的になってしまう

という方もいらっしゃいます。
そういうときは
このように見方を変えてみて
自分自身の命から産まれた精子や卵子に対して
「がんばってね
」
」と送り出してみてもらったらいいと思いますよ~

では、今週はこの辺で。
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