こんにちは、夏の甲子園 開幕しましたね!
そこで今回は甲子園にまつわるお話をしたいと思います。
甲子園は今から92年前の1924年に開園されました。
実はこの年、暦の上では甲子(こうし・きのえ)の年とも呼ばれていたこともあり、甲子園と名づけられました。
また、甲子は60通りある干支(えと・かんし)の1番最初に位置し、縁起がいいそうです。
さて、この60通りある干支ですが、10種類の十干(じっかん)と12種類の十二支(じゅうにし)の組み合わせで出来ています。
十干(じっかん)は甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)の10種類あります。
(ちなみに五行に当てはめて、2つずつを木・火・土・金・水にそれぞれ当て、さらに陰陽を割り当てられています。)
日本では陽を兄、陰を弟として、例えば「甲」を「木の兄」(きのえ)、「乙」を「木の弟」(きのと)などと呼ぶようになりました。
(「干支」を「えと」と読むのは、この「兄弟」(えと)に由来する為と言われています。)
また、十二支(じゅうにし)はみなさんご存知の通り、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)からなります。
上記の十干(10種類)と十二支(12種類)を組み合わせて60通りの干支が出来上がります。
さて、最初の甲子(こうし・きのえね)から最後の癸亥(きがい・みずのとい)までの組み合わせが一巡すると60通り(60年)になるのですが、
干支が一巡し、誕生年に還る時にお祝いするのが、還暦です!
日本における還暦の祝いでは、本人に赤色の頭巾やちゃんちゃんこを贈る習慣があります。かつては魔除けの意味で産着に赤色が使われていた事もあり、生誕時に帰るという意味で用いられているそうです。
こうやってみると難しそうなワードも身近に感じませんか?
今回も、難しい内容もありましたが少しでも近くに感じて頂ければ幸いです。
それでは、今回はこの辺で