時を見守るまりも
1つ1つが集まってつながって、ゆっくりゆっくり時間をかけて自然にまあるくなるのです。
時間という名の物語にとらわれず、見守っていましょう。
自然が大きく育んでくれます。
あせることなく、少しずつ、少しずつこの時を大事に抱きしめて、味わってください。
【生命のカード】
動物や植物、昆虫など生命を持った存在に宿るスピリットのエネルギー
【テーマ】
魂 太古の地球の記憶 見守る 丸くなる
【場所】
阿寒湖(北海道)をはじめ
山中湖・河口湖・西湖(山梨県)
琵琶湖(滋賀県)など。
【カードからのメッセージ】
まりもの精霊は、結果を急がず、ゆったりと見守るようにとのメッセージを伝えています。
今、体験していること、起きていることを感じて味わいましょう。
まりもは、実は1本1本が細くて小さな藻が絡まり、繋がって転がりながら球になったものです。
きれいな水の底で、ゆらゆらコロコロ少しずつ集まって大きく丸くなっていきます。
魂のたまは丸い球。
個が集まって大きな1つを創るまりもは、あなたの魂を思い出させてくれます。
そして、魂の次元の「すべてが同時に存在する時間」を象徴しています。
魂の世界では、時間の糸はまりものように丸くなっているのです。
過去から未来へ流れる通常の時間の世界から、ちょっと離れて、魂時間にはいりましょう。
まりもの精霊とともに、のんびりゆったり構えるのです。
焦ったり、急いだりしたら、かえって流れを止めることにもなりかねません。
耐えるのではなく見まもるのです。
物事はなるようになっていきます。
丁寧に、ひとつひとつの物事や人に接していきましょう。
1歩1歩「今」に向き合ってください。
まりもは水の中で太陽の光を取り入れ、光合成をして、水に新鮮な酸素を与えます。
水を浄化し、バラバラになっても、それぞれが形を変えて生きる、すばらしい柔軟性と丈夫さも持ち合わせています。
まりもは宇宙に浮かび悠々の時をきざむ緑の地球そのもの。
地球の記憶を伝えてくれます。
まりものように、やわらかい緑色の毛糸玉かボールを手に入れたら、それに触れながら、ゆっくりゆっくりリラックス。
心を、まあるくすると、地上のすべての生命への愛しさが溢れます。
まりもの精霊と一緒に、あなたの中にも刻まれた太古の地球の記憶を思い出してください。
これまでのすべての時間は今ここに在るのです。
(出典『日本の神託カード』大野百合子・著)