善光寺 |  知乃の神社仏閣巡り&体感日記

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理(ことわり) ~真実と進化~

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長野県長野市元善町にある『善光寺』






天台宗の「大勧進」と25院、浄土宗の「大本願」と14坊によって護持・運営されているお寺です。







日本百観音(西国三十三箇所、坂東三十三箇所、秩父三十四箇所)の番外札所となっており、その結願寺の秩父三十四箇所の三十四番水潜寺で、「結願したら、長野の善光寺に参る」と言われており、年間600万人以上の参拝者が訪れる場所だそうです。








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御本尊「一光三尊阿弥陀如来像」が御安置されている「瑠璃壇」









この『善光寺』(長野市)の天台宗側のトップである小松玄澄貫主の素行は高僧としてふさわしくないなどとして、善光寺に属する天台宗25寺院の代表だった柳沢貫一・尊勝院前住職が、辞任と慰謝料2千万円を求めた訴訟の控訴審判決が本日、東京高裁であったようです。







判決では、小松貫主が虚偽の主張で辞めるという約束を反故にしていると認定し、330万円を支払うよう命じたとのこと。







数年前の週刊誌にて、善光寺の小松貫主の女性問題と金銭問題に関して報じられたことが、事の発端です。







下記は、記事の一部



「善光寺貫主さま」が、3人の女性と交わした〈絵文字入り〉「不倫メール」





<待って居てね(ハートの絵文字)(爆弾の絵文字)しそうだよ。早く貴女を抱きたい(小さいハート3つの絵文字)よ> 





無論市井の恋人同士がこのようなメールのやり取りをしても何ら指弾されるものではないが、絵文字入りメールの主が「善光寺」の頂に君臨する「貫主さま」だったとしたらどうか。しかも、相手は不倫関係にある女性、、。
「生き仏」とも形容される高僧の「不行状」に名刹が揺れている。





『週刊新潮』11月8日号 特集(2007年10月31日発売号より)








その他の週刊誌でも、長野朝日放送の看板女性アナウンサーとの関係や、自筆「書」の販売に関して「一般では極めて入手が困難な希少価値の高い逸品です」というセールストークをうちだし「南無阿弥陀仏」「日々是好日」の二種類を「特別限定20幅」と銘打ち25万~30万円で販売していたが、この「特別限定20幅」というのは真っ赤な嘘で、「20幅限定販売」としながら何度も何度も広告を出しており、儲けは善光寺には一銭もいれずに京都にある自分の寺に流し込んでいる、とも報じられていたようです。








酷い貫主ですね。







日本全国にある著名なお寺を巡り、結願したら最期に参拝するとしている善光寺の貫主がこれです。








清さの欠片もありません。







しっかりして頂きたいものですね。







余談ですが、「今年の漢字一文字」でも知られている、京都・清水寺の森清範貫主も掛軸を高額な価格で売られていますね。






真面目にお努めをされておられる僧侶の方々もおられると思います。







神社が人ではなく、神様が中心な場所であるように、お寺もまた『人』が中心になるのではなく、『仏様』が中心である清い場所であることが、本来あるべき正しい姿です。







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善光寺の御本尊様は、一光三尊阿弥陀如来像です。中央に阿弥陀如来、向かって右側に観音菩薩、左側に勢至菩薩が一つの光背の中にお立ちになっています。








僧侶の皆様は、沢山の人々のお手本としても、清い心身の創造なくして『仏様』という存在を正しく感じることはできないことを理解し、今まで以上に清まる努力を研磨して頂ければと願います。








皆様、如何思われますか?








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