初詣時のお賽銭の中に色々と珍しいものが入っていましたので、お知らせする次第でございます。

お金以外のものが入っていることはほとんどなかったのですが、まずなぜかパチンコ屋さんのメダルと思われるものが4社分、8枚ありました。恐らく神様はパチンコをなさらないと思いますし、見ただけではどこのものか分らないので返しにも行けず、扱いに困っております。生まれてから一度しかパチンコをしたことがないのでよく分らないのですが、スロットのメダルなのでしょうか。しかし考えようによっては、1枚がたくさんのメダルになる可能性がある反面、なくなるとしてもその1枚だけ、縁起のよいものといえるかもしれません(でも、いうまでもなく「縁起」はもともと仏教からきた言葉ですよね)。

それから、海外のお金も4種類入っていまして、こちらが本題でございます。

$~新川の社務所から~-201001061519000.jpg

まず写真で、十円玉のような色をしているの(左上)はアメリカの1セント硬貨で、1ドルの100分の1。表には16代大統領・リンカーンの肖像が、裏にはリンカーン記念館(ワシントンD.C.)がデザインされています。直径は19.05ミリ、厚さ1.55ミリ。亜鉛が97.5%、銅が2.5%で、ペニー(penny)の愛称で親しまれています。

百円玉のような色をしている小さい方(右上)はアメリカの5セントで、表が3代大統領・ジェファーソンの肖像で、裏にはモンティチェロがデザインされております。これは現在世界遺産に登録されているジェファーソンのおうちでして、バージニア州シャーロッツビルにあります。また、ジェファーソン・ニッケルという異称もありまして、ニッケルが材質として使われていることによります。

同じく百円玉のような色をしている硬貨の大きい方(左下)は、韓国の100ウォン硬貨です。表には上に1986、中央に大きく100とあり、下にはハングルが書かれていますが残念ながら私には分りません。裏は李瞬臣の肖像。銅75%、ニッケル25%、直径24ミリ、重さは5.42グラムだそうです。

5円玉のような色をしているの(右下)は、香港の10セント黄銅貨です。裏中央部には縦に「香港」、横に「一毫」とあり、周囲に HONG-KONG 10CENTS 1964とあります。表は王冠をかぶった右向きの女性の肖像があり、周囲にはQUEEN ELIZABETH THE SECONDとあります。つまりエリザベス2世女王陛下ですね。