今年も出てきました「世界影響度調査」~専門知識の基礎 2014/06/14(土)号~ | 新宿会計士の政治経済評論 -> https://shinjukuacc.com

今年も出てきました「世界影響度調査」~専門知識の基礎 2014/06/14(土)号~

おしらせ:週末ブログについて

当ブログをご訪問賜り、大変ありがとうございます。

このブログは一介の社会人ブロガーである新宿会計士が、主に平日には英米メディアの報道からピックアップして、週末には制度動向等のややマニアックな専門知識を、それぞれ紹介するものです。ただ、このほど人生で4冊目となる専門書の執筆が決定し、当面は週末のブログを休刊することとなりそうです。今後は特段の断りなく、不定期に休刊を賜ります。

<宣伝>新宿会計士の政治ブログについて

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<【重要】朝日新聞社を慰安婦捏造新聞社と呼びましょう!>

朝日新聞社は日本の国益を破壊している従軍慰安婦問題を捏造した新聞社です。

朝日新聞社を慰安婦捏造新聞社と呼びましょう。

朝日新聞を慰安婦捏造新聞と呼びましょう。

ご賛同頂ける方は、慰安婦捏造新聞という呼称を広めてください。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

それでは本日の本題。

▼今年のBBC「影響度調査」▼

BBC(英国放送協会、British Broadcasting Corp)は毎年1回、世界各国の他国に対する影響度調査というものを行って公表しています。この調査は、ある国が「世界に良い影響を与えている」か、それとも「世界に悪い影響を与えている」かを世界各国で答えさせるというもので、いわば国ごとのクロス評価という側面があります。

Negative views of Russia on the Rise: Global Poll

―――2014/06/03 23:01付 BBCウェブサイトより

http://downloads.bbc.co.uk/mediacentre/country-rating-poll.pdf

今年度の評価は次の通りです。「良い影響を与えている」という比率が高かった順番に、

1位…ドイツ(60対18)

2位…カナダ(57対15)

3位…イギリス(56対21)

4位…フランス(50対22)

5位…日本(49対30)

また、低かった順番に

1位…イラン(16対60)

1位…パキスタン(16対58)

3位…北朝鮮(19対58)

4位…イスラエル(24対50)

5位…ロシア(31対45)

となっています(カッコ内は「良い影響」対「悪い影響」のポイント数)。

▼日本のランキング▼

ところで、この調査では例年、日本は極めて高いランクを得ているのですが(実際、2012年の「世界影響度調査」では「世界に最も良い影響を与えている国」に選ばれています)、昨年は4位、そして今年に関しては5位にまで落ちてしまいました。どこの国が日本をどのように評価したのでしょうか?

1位 ナイジェリア(7213

2位 ブラジル(7019

3位 インドネシア(7014

4位 米国(6623

5位 英国(6524

6位 ペルー(5919

7位 ガーナ(5921

8位 オーストラリア(5929

9位 カナダ(5830

10位 フランス(5834

11位 日本(506

12位 ロシア(4912

13位 世界平均(その国除く)(4829

14位 スペイン(4630

15位 パキスタン(4621

16位 ケニア(4526

17位 アルゼンチン(4316

18位 イスラエル(4312

19位 トルコ(4018

20位 メキシコ(3825

21位 ドイツ(2846

22位 インド(2729

23位 韓国(1579

24位 中国(590

中国と韓国の日本に対する評価が厳しいのは例年のことですが、今年に関して言えば、韓国では79%が、そして中国では実に90%が、「日本が世界に悪い影響を与えている」と答えています。これに対し「日本が世界に良い影響を与えている」と答えた比率は、韓国で15%、中国では5%に過ぎませんでした。

注目すべきは、日本が「悪い影響を与えている」と答えた比率が「良い影響を与えている」と答えた比率を上回った国が、中韓以外にも2か国あったということです。それがインドとドイツです。

なぜこの2か国なのでしょうか?その理由は調査からは判明しません。ただ、インドの場合は「良い」と「悪い」いずれも30%以下であり、ほぼ拮抗している一方で無回答が40%以上を占めていることから、インドでは日本に対する評価に関するコンセンサスが形成されていないという言い方ができそうです。また、ドイツの場合は日本(2846)、韓国(2459)、中国(1076)に対する評価については、いずれも「良い」を「悪い」が上回っています。折に触れて中韓が「ナチスドイツ」を引き合いにして日本を批判するためなのでしょうか?ただ、ドイツの場合はドイツ自身を含めた17カ国に対する評価の中で、「良い」が「悪い」を上回っている国が5か国しかなく、他国に対する評価が厳しいと言えるかもしれません。

1位 ドイツ(6819

2位 カナダ(5320

3位 英国(5134

4位 欧州連合(4831

5位 フランス(4724

6位 日本(2846

7位 韓国(2459

8位 南アフリカ(2359

9位 米国(2157

10位 ロシア(2167

11位 ブラジル(2159

12位 インド(1668

13位 イスラエル(1167

14位 中国(1076

15位 パキスタン(580

16位 イラン(485

17位 北朝鮮(385

この話題、深く分析すると興味深いため、折に触れて取り上げたいと思います。