シンクロの話が続いていますが
今日はショートコラム。
どうやら、最近はエネルギー的に
感情のゆり動かしが大きいタイミングの様です。
お会いする人がくちぐちに
「すっごい泣いた、号泣した」
「落ち込んでいた」
「けっこうつらかった」
と言うので
おそらくそういう時期なのかと。
かくいう僕も、先日まで大きく揺らされていました♪
その時に気づいたことを今日はシェア。
「落ち込んだ気持ちを引きずっている人」
に向けてお伝えします。
上の図の縦軸が
「ショックなことが起こったタイミング」
右軸が時間だと思ってください。
ショックなことが起こると
僕たちはできるだけ早く立ち直ろうとします。
それこそ1日とか3日とかで
立ち直ろうとします。
その「ショックな出来事」が
できるだけ、思考に立ち昇らない様に
気を紛らわしたり
考え方を変えようとしたりします。
で、それがうまくいかない場合。
すなわち、立ち直れない自分に対して
「なんで、立ち直れないんだろう」
「落ちてるな~」
なんて自分を責めたりします。
でもね。
どうやら最近の心理学の研究では
ショックな出来事から心が回復するには
だいぶ時間がかかるということがわかっているそうなのです。
その時間は
約3か月~1年
なのだそうです。
つまり、僕たちは落ち込みから立ち直るスピードを
相当早く見積もっているようなのです。
3か月かかるところを1日で
1年かかるところを3日でやろうとしてたなんて
結構なムチャじゃないですか(笑)
メンタルダウンからの回復を
相当に早く見積もっている僕たち。
そして、
早く立ち直ろう、立ち直ろうとすればするほど
「なんで、立ち直れないんだろう」
「落ちてるな~」
「うわー引きずってるダセー」
「メンタル弱いなー」
「かっこわる」
「自分、弱虫か」
「自分、メンヘラか」
みたいにして
さらに傷口に大量の粗塩を塗りたくる
わけです。
そして、回復がまた遅くなる・・・・・・
こりゃ、悪循環、アクジュンカン。
客観的な事実として
「回復までに時間がかかる」
ことが真実なのであれば
まずは傷口への粗塩をやめる。
つまり・・・・
なあんだ、立ち直れないのは時間がかかるのか
なあんだ、立ち直れないのは弱いからじゃないんだ
なあんだ、立ち直れないのは自分だけじゃないんだ
じゃ、しょうがないか。
といい意味での開き直りをしてあげる。
そして、今やれることをやる。
やれることは、傷口への『粗塩』が出てきたときに
時間かかるから、しょうがないんだよ。
って『粗塩』塗ろうとする自分にその都度、教えてあげる。
それにより
「早く立ち直ろう」とすることによる『粗塩』が止まる。
すると、
気づいたら、その出来事が気にならなくなっています。
「早く!」と思うと、時間がかかって
「時間がかかる」って思うと、早くなる。
面白いですが、本当のこと。
ぜひ、ご参考にしてみてね。
SHINGO