脱肛の始まり。 | 痔主のぼやき。(肛門科 札幌いしやま病院 入院 手術 内痔核 肛門周囲膿瘍 ジオン シートン)

痔主のぼやき。(肛門科 札幌いしやま病院 入院 手術 内痔核 肛門周囲膿瘍 ジオン シートン)

痔の人って多いみたいで、種類もさまざま。痔のことなんてよくわからん!そんな方々に自分の症状や手術、入院体験を見てもらって少しでも不安を取り除いてもらえればと思ってブログに残しておこうと思いました。

今から五年くらい前だとおもいます。

椎間板ヘルニアで右足にしびれが出ていて、
コルセットをして仕事していたんですね。

これも、1週間くらいおとなしくしていれば
痛みも気にならなくなる感じで、
この当時で2回の腰のヘルニア手術していたので
持病と思って気にもせず過ごしてまして。


足のしびれがある時は、腰の中のお尻側(腰椎から仙骨あたり)に痛みがあるので、
ウンコするときふんばると痛い!!

なのでおそるおそるウンコするんです。

また、
何度もトイレに行くのも辛いので、
一気に出したほうが痛い思いをする回数が減るじゃん!

と勝手に合理的な結論を出して
かなりの時間かけてふんばったんです。

腰が痛いの我慢しながら。


いつも下痢ぎみの私が、
なんだか今日は凄いでかそうな一本グソをしたような感覚?

おそるおそる洋式便器を覗いてみると…

いつものカスカスウンコと
ポタポタ出血が。


でも、肛門に、
でっかくて太くて固そうなウンコが挟まってるような。


トイレットペーパー手に取り
肛門にあててみた。




……………。



ん?ピリッと痛い!

でも、出かかっているから軽く掴んでみる。



………………!!




これ、イボ痔じゃん!


腰が痛かったので、お尻の痛さは気にならなかったような気はするが、

とりあえずウォシュレットでしっかり洗い、
持ってた注入軟膏をティッシュに乗せて、
軟膏をティッシュごと肛門にあてて、
便器から立ち上がりました。


肛門はもどりません。

立ったまま、
お尻のホッペに力を入れて、
力を抜いて、

それでも肛門は戻りません。


なんだか『大きなかぶ』のお話みたいになってきましたが、

今度は
脱肛部分に軟膏をたっぷりつけました。
で、ティッシュで押さえたまま
おもいっきりお尻のホッペに力を入れて締めてみました。

やっとかぶは抜けました

じゃないや。
たっぷりの軟膏がローション?ゼリー?のような役割で
なんとか肛門に収まりました。

腰が痛いほうが強かったみたいで、
この時の肛門の痛みは覚えてません。


この日をさかいに
脱肛の症状とのながーい付き合いが始まることとなりました。

めでたしめでたし。

ん??