みなさんこんにちは!
学校でも夏休みが始まりました
いかがお過ごしでしょうか
教務課藤田です。
さて今回は25・26日の被災地訪問についてお伝えしたいと思います。
今回は・・・
『いいたてホーム』
をお訪ねしました。
いいたてホームは福島県相馬郡の特別養護老人ホームです。
きっかけはテレビの特集でした。
ホームのある飯舘村。
ここは東日本大震災の福島第一原発事故の影響を受けて、「全村避難」区域に指定されました。しかし、環境や介護する人が変わることによる利用者さんの負担を重く考え、被災後も変わらぬ場所で生活を続けている、というものでした。現に震災関連で亡くなった方はゼロだそうです。
スタッフの方々は村外から通い続け、もう5年の月日が経ちます。
スタッフの皆様にも家族がいて、村の住民もみんな避難して・・・
その中で介護を続けるという決断には私たちでは計り知れない想いがあったことと思います。
これまで献身的に支え続けたスタッフの皆様に、ぜひ
『労いのありがとう弁当』
を届けたい!
その想いから、6回目となる被災地活動が始動しました。
お訪ねするにあたって、手を上げた生徒は80名。
誰かの役に立ちたい、そう思って本校に入学を決めた生徒も多く、多くの参加者が集まりました。
13:00
前半は食材の仕込みを中心に作業していきます。
労いのありがとう弁当、総料理長は校長です。
校長が各食材の扱い方・切り方を指示していきます。
普段は聞けない貴重な学びに生徒たちは目を輝かせています。
もちろん魚は卸すところから
丁寧に丁寧に
同じ大きさに切るのがとにかく大変。
しかしこの訪問活動に参加したいと手を挙げた生徒たちのやる気はすごいです。
普段の実習では感じられないピリピリした雰囲気に呑まれないよう必死に喰らいついていきます
いい雰囲気です。
みんなが一生懸命取り組んだので、順調に進みます。
18:00
後半スタートです。
揚げ物も仕上げていきます
ここからバスで5時間かけて、いいたてホームを目指します。
利用者様の笑顔のためにがむしゃらに頑張ってきた皆様。お話を聞いて、改めて訪問させていただき、感謝の想いでいっぱいです。